2018-12-15

ペルー北部料理のレストラン「Fiesta」

2018年12月15日(土)、約1000Kmの道のりを高級寝台バスに乗ってArequipaからペルーの首都のLimaに到着した私たち。
バスではよく眠れたので、Limaでお世話になっている宿に一度荷物を置きに行き、ランチを食べに、Limaの新市街の「Mira flores」(ミラ・フローレス)地区にある、高級なペルー北部の「Chiclayo(チクラーヨ)」料理が食べられるレストラン「Fiesta」へと向かいました。
このレストランはラテンアメリカベストレストラン50のランキングで、度々ランクインしたこともあるレストランです。
あまり私が食べたことのない「Chiclayo(チクラーヨ)料理」、どんなものか楽しみです。

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ペルー北部料理レストラン「Fiesta」Limaのの高級レストランは必ずこうしてガードマンが入り口に陣取って、出入りするお客様をチェックしています。
やはり治安の面でまだまだ心配なんでしょうね。
だから、レストランの中は安心です。
予約をしていない私たちも、怪しまれずにすんなり入ることが出来ました。(笑)

ペルー北部料理レストラン「Fiesta」このレストランは、「テイスティングメニュー」はありません。
なので、アラカルトで注文します。
白人の多いChicrayoの町の料理なので、肉のメニューが多いですが、アラカルトなので、魚を中心に選びました。
最初は付け出しで、タコスとお刺身です。
下のソースは、ピリッと辛いひよこ豆のフムス、赤いのはもちろんイクラです。

ペルー北部料理レストラン「Fiesta」私たちの後ろのテーブルでは、カクテルを頼んだお客さんへのパフォーマンスが繰り広げられていました。
その場でカクテルをシェイクするスタッフさん。
ガシャガシャと派手な音で食事を盛り上げます。
さすがお店の名前がFiesta(お祭りという意味)だけありますね。(笑)

ペルー北部料理レストラン「Fiesta」最初のプレートは、なんと!!「温かいセビッチェ」。
「セビッチェ」とは、ペルー風のカルパッチョで、お酢ではなく、レモン果汁の酸味で魚を〆て作ります。
しかし通常は刺身なので、冷たい料理ですが、このお店では温かいバージョンがあってびっくり!!
トウモロコシの皮の上に、わけぎとニンジンのやや酸味のあるソースが敷かれ、コルビナと言う名前の大きい白身魚のセビッチェが乗っていて、黄色いソースがかかっています。
黄色いソースも下のわけぎとニンジンのソースと同じ味です。
塩味が強く感じます。そしてパクチーの味がしました。

ペルー北部料理レストラン「Fiesta」こちらは蛸のソテー、鉄板で焼かれています。
それにしても豪快な料理だなぁ~~。さすがFiesta(お祭り)。
タコの下には人参やインゲン、マッシュルーム、茄子、アーティチョークとカリカリに焼いたニンニクが敷かれています。
これ結構おいしいです。

ペルー北部料理レストラン「Fiesta」お店のふくよかなお姉さんが目の前で盛り付けてくれます。
そういえばこのお店のスタッフ、全員が「ふくよか」タイプなのに笑えてしまいました。
お店の名前の通り、豪快に食べるからかなぁ。(笑)

ペルー北部料理レストラン「Fiesta」おいしそうに盛り付けられたプレートを前に、いつもの様にうれしそうな支配人。(笑)
コップはレモネードですが、このコップも大きいです。

ペルー北部料理レストラン「Fiesta」さてこちらも鉄板で焼かれたもので、魚が入ったリゾットです。
これはまさしくChiclayo(チクラーヨ)風パエリアと言った感じです。
黄色い色は、カボチャのペーストだからです。味は少しピリッと辛いです。
これは口に合いますよ。

ペルー北部料理レストラン「Fiesta」結構な大盛りにお腹いっぱいの私たち。
しかしスイーツは食べたいもんね、別腹だし。(☜言い訳)
そこで、ペルー北部の超甘い郷土スイーツの「King kong」(キン・コンと発音します)を頼んでみました。
高級レストランなので、甘さ控えめと予想したからです。
大きいのかとスタッフに訪ねたところ、それほどではないという返事。
ならばと頼んだけれど、結構大きいです。(笑)
そしてやはり甘かった!!。
でも見た目はめちゃ綺麗です。
カスタードクリームの上は食べられる花とブルーベリーが綺麗に並んでいます。ここが高級レストランだからですね。
本体は、下から上へ、サクサク系の甘いクッキー(ビスケット)、チョコレート入りのキャラメルクリーム、サクサククッキー、カスタードクリーム、サクサククッキー、コンデンスミルクを濃くしたようなキャラメルクリーム(ペルーではManjar blanco(マンハール・ブランコ)と呼んでいる)、そしてトップの板状のものは、アーモンドを砂糖で固めたスペインのお菓子「トゥロン」です。
だからめちゃ甘い!!
でもこのお菓子、かなり以前に現地Ciclayoで食べたことがあります。
記憶によると、そちらの方が甘かった!!。(鼻血出るかと思った位だから)
だからね、こちらの方が甘いけれどおいしいです。

ペルー北部料理レストラン「Fiesta」なんと、もう一つスイーツを頼んでしまいました。
オーソドックスに、チョコレートのアイスクリームです。
しかし4玉もあるとは思いませんでした。
なんでも大盛りのお店、Fiesta。
スタッフさんもふくよかなはずだ!!。(笑)
アイスの下にあるのは硬めのチョコレートブラウニー。
ブラウニーの間に、岩塩が時々入っています。
これ、良いアイデアですよ。
そしてナッツ類がまぶしてあり、甘さは控えめでうれしかったです。

ペルー北部料理レストラン「Fiesta」このレストランも例にもれず、オープンキッチンです。
しかしスタッフ全員大きめ。(笑)

ペルー北部料理レストラン「Fiesta」Barにカメラを向けると、スタッフがおどけてポーズをとってくれました。
とても気楽な高級レストラン、名前の通り、お祭りや自分の記念日に行きたいですね。

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