超秘境のMillpo渓谷(1)
2018年11月26日(月)、この日はAyacuchoからの日帰りツアーで最近注目され始めた超秘境の「Millpo渓谷」へ出かけました。
この秘境を私が見つけたのは、今回のアンデス旅行に出る1週間くらい前でした。
何気なくペルー人の書いた旅行記のサイトを見ていた時、Millpo渓谷の写真が目に飛び込んで来たんです。
そしてよく調べたら、なんと今回行く予定にしている町Ayacuchoからそんなに遠くないみたいだったんです。
とにかく秘境なので、公共の交通機関がなく、車をチャーターするか、ツアーに申し込む以外に行く手段はありません。
ということで、前の日に旅行代理店を当たってみました。
そうしたらですね、今はオフシーズンなので、料金が安い!!。
一人分往復交通費とガイド料などを含んで、丸一日もかかるのにたったの80ソーレスです。(約¥2800)
画像はすべてクリックすると拡大します。
朝7時半頃に待ち合わせの旅行会社へと向かいます。
旅行社の前から車に乗って出発。、Ayacuchoの何か所かでお客様を拾いました。
私たち以外に外国人はいません。全部ペルー人です。
しかも、結構色々な所から来ています。
南は「Arequipa」というペルー第2の都市から、北は「Piura」というエクアドルに近い町からと、本当に全国からという印象です。(全員で10名)
小型のバスはAyacuchoの町を8時位に出発しました。
高度を上げ、4000m位の高原を走ります。
牛が放牧されていて、緑の色が美しく、癒されます。
1時間位走った所で、朝食タイム。
小さなレストランで休憩です。
私たちは朝抜きだと思って、前日にパンを買い込んでいたのを車の中で食べたので、レストランは見るだけでした。(笑)
でもこんな作りのおいしそうなチーズまで売っています。
これ、作り手にもよるけれど、結構おいしいんですよ。
峠を越え、3時間近く走ると標高2565mの「Cangallo」(カンガージョ)という町が眼下に見えてきました。
この町の下を流れる「Rio Pampas」(パンパス川)は、アマゾンの源流でもあるんです。
「Cangallo」(カンガージョ)の町を通り抜け、小型バスは「Rio Pampas」(パンパス川)まで降りてきました。
この辺りは温暖で、半袖でも歩けそうです。
そしてパンパス川から離れ、山を登ると「Huancaraylla」(ワンカライージャ・標高3270m)の町を通り過ぎてさらに奥へと進みます。
もうこの辺りは本当に秘境です。
日本人観光客なんて、めったに来ないでしょうね。(笑)
さて、小型バスを降り、山道を歩きます。
ここから30~40分は歩かなくてはいけません。
標高は3800m位だそうです。登り坂はさすがに息が切れますねぇ。
ニジマスの養殖場がありました。
このMillpo渓谷はとても水が綺麗なので、こうした施設があるみたいです。
はあはあ息を切らして登ることおおよそ30分、Millpo渓谷の入り口の滝に辿り着きました。
この奥が美しい渓谷になっているそうです。楽しみ!!。(^^♬♪♬~♫!
滝の上はめちゃ綺麗な水が流れています。
そして、まるで外に露出した鍾乳洞のような風景です。
不思議だなぁ~~、何でここだけ!!。
さすがに標高3800mの山道の登りは息が切れます。
心臓はバクバク、ついつい心臓を抑えちゃいました。
そしてまだまだ登りが続きます。