2024-02-18

チューニョ(凍み芋)作りが進んでいます

5日ほど前(2月13日)から始めた「チューニョ(凍み芋)」作り。
朝晩の気温差を利用して、うまく出来てきました。
使ったジャガイモは貴重な在来種のじゃが芋、「舟石芋」
こんな貴重なジャガイモで、原産地のアンデスの加工方法を試せるなんて、実に光栄です。

このところ恵まれた天気が続き、明け方は放射冷却でマイナス2桁近くまで下がり、ジャガイモが程よく凍結してくれます。
そして日中は、穏やかな天気に恵まれて、気温はプラスになり、ジャガイモが融けてくれました。
それを5日ほど繰り返し、十分にぶよぶよになったところで、「白チューニョ」と「黒チューニョ」へと作り分けします。🥔
ジャガイモには毒があることは知られていますが、こうして凍結、脱水、乾燥することにより、無毒化し、長年保存できる「保存食」にすることができるんですね。
何回も凍結と解凍を繰り返すことで、ジャガイモの細胞に含まれている水溶性の「アルカロイド配糖体」(ソラニンなどが有名)を細胞の中から追い出すことができるんです。
細胞の壁を壊すための凍結&解凍です。

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チューニョ(凍み芋)作りが進んでいます凍結と解凍を繰り返したじゃが芋は、ぶよぶよになり、少し力を入れて押すと、まるで水鉄砲の様に細胞の中に閉じ込められていた有毒物質を含む水が飛び出してきます。
この水が服につくと、色が出て黒くなって汚れてしまうので、作業服でやりましょうね。🤐😡😅

チューニョ(凍み芋)作りが進んでいますまな板の上にのせて、じんわりと押しつぶすとかなりの水分が出てきます。
ジャガイモの水分は、80%と言われていることが頷けますね。
まな板に押し付けた時、少しまな板の上でジャガイモを引きずると、するっと皮がむけていきます。
残った皮も手で剥いて、これを太陽に充てて天日干しをします。☀
すると、光を浴びてじゃが芋が黒く変化し、体を温める作用のある「黒チューニョ」になるんです。

チューニョ(凍み芋)作りが進んでいますさあ、圧力をかけて脱水したジャガイモを、網に乗せて天日干ししましょう。☀☀
すでに色が変わり始めたじゃが芋は日に日に黒くなっていくはずです。

チューニョ(凍み芋)作りが進んでいますそして次は「白チューニョ」を作ります。
これは同じように凍結と解凍を繰り返したじゃが芋を、圧力をかけずに皮を剥いて、流水に晒します。
まずが皮を丁寧に剥いていきます。圧力をかけてはいけません。

チューニョ(凍み芋)作りが進んでいます剥き終わったら流水に晒しましょう。
水道の水を流水にすると、水道代が馬鹿にならないので、タンボ・ロッジの裏の川の流れが緩いところに晒します。
裏の川はまだまだ雪が多く、歩きにくいですが、頑張りました。

チューニョ(凍み芋)作りが進んでいます本流の中を流れの緩い浅めの所を選んで、長めの長靴を履いて対岸に渡ります。
タンボ・ロッジの裏の川は、上流に道の駅や少しの集落があるので、時折排水が流れ込む恐れがあるので、上流に何もない小さな流れの支流に行かないといけません。

チューニョ(凍み芋)作りが進んでいます本流を少し下ると、タンボ・ロッジの対岸からの小さな小川が流れ込む場所があります。
そこの流れの緩いところを選んで、「白チューニョの水晒し」をします。
倒れた木の枝に積もった雪と凍ったツララが美しいです。☆彡°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

チューニョ(凍み芋)作りが進んでいます程よい窪みを見つけました。ここならば余程大雨が降らない限り、流されることはないでしょう。
近くの木に紐で固定し、玉ねぎネットに入れた「白チューニョ」を水に漬け、晒します。

チューニョ(凍み芋)作りが進んでいますおお~~、うまくできましたよ~~。これを10日程流水に晒した後に取りに行き、日陰で乾燥させます。
動物などに悪戯されないことをお祈りしましょう。🙏🙏😅だって人が行かない所だからね。

チューニョ(凍み芋)作りが進んでいますきれいな川から上がり、すぐ上にあるタンボ・ロッジへと戻ります。自分の足跡が付く河原。
10日後が楽しみです。♪♩🎵(^^♪~~♪!!

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