2013-10-30

小さな悟り、執着を捨て去ること

前の記事(病院から帰れる!!)の続きです。

2013年10月30日(水)に、バルセロナの地下鉄駅で立ちくらみにより意識を失い、倒れて頭から大出血してしまった私。😫
しかし、命に別条はなく、なんの後遺症も残らず、次の日には元気で旅行が再開できました。
この「奇跡」と言える出来事によって、私は素晴らしく蘇ることが出来たのです。
それは、「執着を捨てる」と言うことを学んだからです。

今までの私は、何でも完璧にやなないと気が済まない性格で、たとえば95%出来ていても、5%出来ない自分を責めていました。
これができない自分はなんて駄目なんだろう🙅・・・と。
これを続けていくと、本当に自分を追い込むことになってしまうんですね。
自分で自分を追い込んで、なんだか今から思えば、そんなことやって、なにも楽しくないではありませんか!!。

昨年に巡礼の際、支配人の足が痛くなって歩けなくなり、歩かなかった所が途切れ途切れでありました。(病院に行ったため、タクシーで行った区間があり、その後少し回復したので2日間歩いたため)
そのため、今回はその歩いていないところを絶対に歩こうと考えていました。
そうしないとなんだか気が済まないと思っていたから。

でもこの「執着」とも言える思いは、今回のこの救急車騒ぎによって、消えてしまいました。
だって、一歩間違えれば、歩くどころではなかったんですからね。
へたすりゃあ後遺症が残ったり、車椅子になってしまうかもしれないし・・・・
今は「歩けるだけでとても幸せです。」
生かされていることに本当に感謝しました。🙏
だから、細かく、ここは歩いていないから歩かないとだめ・・・なんていう考えは吹き飛んでしまいました。
昨年4日ほど療養していた町、「Leon(レオン)」から歩き始めれば良い・・・・
本心からそう思えるようになりました。

そして、この4年間、アレルギー性の「喘息」で苦しんでいたことも、これが原因だと思いました。
昨年は、歩けなかった自分を、自分のせいではないけれど、「巡礼者失格」だとか、駄目な自分だなんて思って追い込んでしまっていましたから。
そのために、良くなっていた「喘息」が、ポルトガルのリスボンで再発し、めちゃくちゃ苦しい思いで帰国したのですから。
しかし、それもその「自分を追い込む」ことが原因のような気が、この時にしたんです。

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執着を捨て去ること画像はバルセロナの「カタルーニャ広場」にある泉⛲この水を飲むと、再びバルセロナを訪ねることができるそうです。

私はこの出来事によって、まるで別人のように、生まれ変わったような気がします。
「奇跡」は本当に起こるのですね。
そして、2013年の巡礼は、これから始まります。

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