中南米最古の老舗ワイナリーTACAMAで醸造所を見学
2023年12月14日(木)、砂漠のオアシスの「Huacachina(ワカチーナ)」からタクシーを半日チャーターしての醸造所巡り、2か所目は、ペルー最大で最古のワインを中心にした醸造所「Tacama(タカマ)」へと向かいました。🍶
こちらの醸造所は、1540年にスペイン人のフランシスコ デ カラバンテスが、南米初のブドウ園を創設したことに始まります。
1776年にPiscoの製造を始めているそうです。歴史がありますね。
もちろんタカマでもピスコは作っていますが、ここはワインが中心です。
日本でも輸入されて売られているので、御存知の方も多いかと思います。
「Tacama」のページはこちらを見てね。
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「Viña Tacama(ビーニャ・タカマ)」に到着しました。「ビーニャ」と名前が付いているのは、「ブドウ園」を意味するスペイン語なので、始まりがブドウ園からだったことに由来していると思われます。
不思議な「甕」が並んでいるでしょ。あの甕はね、昔に使われていた、ピスコを静置するための甕で、8割ほど土に埋められて静置していたそうです。
先がしぼんでいるのはそういう訳だからです。
土に中の方が温度が安定していますからね。
ここ「Ica」は、砂漠地帯なので、年中晴れています。そのために、夜は放射冷却で意外と冷えるんですよ~~~。
でもそれがおいしい葡萄が育つための条件だそうです。
でもピスコの静置には気温差はない方が良いので、こうして土に埋めていたんですね。
もちろん今は最新鋭のタンクで静置していますが・・・・。
到着して受付で、「醸造所見学ツアー」はいつあるのか尋ねると、今始まるよ・・・ということで、速攻で料金を払い、チケットをもらって参加することができました。
まずは短い映画を見せられます。きわめて良く分かる内容でした。
映画の後、醸造所の見学です。
今ではこんなに近代的なタンクで、温度管理などを行い、製造しているということです。
それにしても大きいタンクがたくさん並んでいますね。
えへへへ~~、すべて理解できるほどスペイン語力ないもんね・・・と涼しい顔の支配人。🤣🤪🥴(笑)
蔵を出て、醸造の歴史についての説明に入ります。古いアンティークな機械が、まるで博物館のように置かれています。
アンティークな機械とアンティークな樽。樽はもちろんワインの製造に使っていたものです。🍷
わぉ~~、めちゃくちゃ大きい樽。しかも楕円形です。すごいですね。
ガラス越しにですが、Piscoの瓶詰を見学出きました。本当に近代的な機械でやっているんですね。
さて、この後は、お待ちかねの「テイスティング」の時間です。🍷