日系料理レストラン「Limo」
2018年12月6日(木)、この日は振り返ってみると、忙しい一日でした。
朝起きて、ガイドさんをお願いして超秘境の「Santo Tomas温泉」へ午前中に行き、午後からはランチ抜きでインカの時代に首都だった歴史ある街「Cusco」へと移動して来たんですから。
でもね、秘境の旅はこれで終わり、これからは待望の「食べ歩き」!!(笑)
この日はランチ抜きだから、夕食はたくさん食べたい私たち。
そこでちょっと気になっていたお店の日系料理レストラン「Limo」へ食べに行きました。
「日系料理」とは、今ペルーで流行っているジャンルの料理です。
ペルーへ移住した日本人は、今はもう3世~4世の時代になっています。
だから日本語はあまりしゃべれない人が多い!!。
見た目は日本人であっても、感覚は当然ペルー人です。
しかし一般のペルー人と違うところは、幼少期にお爺ちゃん、お婆ちゃんたちの食べていた日本食が遠い記憶に残っているということ。
そこで3世や4世のシェフたちが始めた、幼いころに経験した日本料理を自分たちペルー人の感覚で再現した「Cocina Nikkei」(日系料理)というののが、いつの間にかジャンルとして確立したと言う訳です。
ではペルー人の感覚で作る日本料理、食べに行きましょうね。
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日系料理レストラン「Limo」は、クスコの中心部、「Praza de armas」に面した1等地にあります。
午後6時、あたりが暗くなり始めた頃にそのレストランへと向かいました。
この建物の2階にレストランは入っています。
入口の黒板にもはっきりと、「Cocina Nikkei」(日系料理)と明記してありますね。
なんだか異国で和食がブーム・・・なんて嬉しいです。
ちょっとした中庭を通り、2階にあるレストランへと向かいます。
まだ夕食には時間が早かったため、空いているレストランの席。
Praza de armasが良く見える席に案内されてうれしいです。
さあ、優雅に「日系料理」を楽しみましょうね。
これは「付け出し」というか、日本では「お通し」と呼ばれている、注文していないのに出てくる一口サイズの料理です。
出てきたのは「鳥の唐揚げ」に「照り焼きソース」をかけたもの。
下にビスケットが敷かれています。
お肉はあまり食べたくない私ですが、まあ出されたものはおとなしく頂きましょう。(笑)
下にビスケットなんて、日本ではこういう料理には使わない盛り付けですね。
Limoという名前が付いている「巻き寿司」を頼みました。
変わった見た目の巻き寿司!!。
中身はエビフライとクリームチーズと、燻製の虹鱒で、上にはアボカドとマグロが乗り、そこに蜂蜜ソースがかかっています。
うひゃ~~、これが巻き寿司かい・・・という感覚のお寿司です。(笑)
しかしとても斬新!!。
お腹すいたよぉ~~、早く食べたいよぉ~~・・・by支配人。
ちょっと待って、写真撮るから・・・私。(笑)
こちらはもう一つの巻き寿司、「Acevichado」は、ペルーで人気の新しい名前の巻き寿司です。
たぶんペルーの伝統的な海鮮の刺身「Ceviche」に由来する造語だと思われます。
ここのはエビフライとアボカドを巻いた寿司の上に、マグロに「タイガーナッツミルク」を使って作った「セビッチェソース」(レモンの酸味にピリ辛の唐辛子入り)を和えたものをかけた、やはり味はもう本当にペルーっぽい巻き寿司です。
だんだん広場は暗くなり、夜景がきれいになってきました。
広場ビューの席は眺めが良くてうれしいです。
寿司だけではお腹すくからね(昼食抜きだから)、野菜の天婦羅も頼んじゃいました。
しかし揚げ方が日本ぽくない!!。
日本では小麦粉をだまがあっても良いからあまり混ぜずに揚げますよね。
だまが無いように良くかき回して揚げると天婦羅はこうなります。
その所をペルーのシェフは解ってないみたいですね。(笑)
でもめちゃくちゃたくさんの大盛り天婦羅ですよ、これ。
もちろん天婦羅には天つゆが付いていました。
そしてご飯も頼んじゃった私たち。(写真には写っていません。)
何しろお昼抜きだからね ☜言い訳(笑)
パクパクほおばる支配人。
お腹すいたもんね。
いやぁ~~、面白かったし満足しました。
夕食を終え、Praza de armasに降りて歩いて帰りましょう。
夜のクスコも美しいです。
友人宅へ帰りつきました。
今回お世話になっているところは、クスコ在住で「Nao tour」という旅行会社を経営しておられるなおこさんのお家です。
なおこさんには本当にいつもお世話になりっぱなしです。
もう30年もの長い付き合いになりました。
そのお家のにゃんこになつかれる支配人。
猫ちゃん、支配人の膝に上で寝てしまいそうです。(笑)