チューニョの粉作り
先週の金曜日に、タンボ・ロッジの料理によく使う、アンデスの究極の保存食の「白チューニョ」の粉がなくなっていることに気づきました。
「チューニョ」とは、凍結解凍を繰り返したジャガイモ🥔を脱水し、乾燥させた「アンデスの究極の保存食」です。
上手に保存すると、50年以上は保存できます。
タンボ・ロッジでもチューニョを手作りし、料理に活用していますが、「そのもの」と「粉」にしたものを使っています。
だから、粉がなくなると料理が制限されて大変!!。急いで作りました。(笑)
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これがしばらく前(10年以上前)にタンボ・ロッジで作って保存しておいた「黒チューニョ」です。
これがジャガイモ?❓・・・と、にわかに信じられない見た目ですね。(笑)
良く「石ころ」と間違えられてしまいます。結構硬いんですよ。
この大きさだと、タンボ・ロッジで使っている「製粉機」に入らないので、きわめて原始的な方法ですが、庭で拾ってきた硬そうな石を2つ使って砕きます。
飛び散らないように、深い大きな鍋に入れての地道な作業です。
石で「エイッ!!💥」と砕くと、このように割れてくれます。それを製粉機に入る大きさにするまで、何回か石で叩きます。
今度は製法が異なる「白チューニョ」を砕きます。こちらの方が柔らかくて砕きやすいです。
どんどん砕いていきましょうね。結構沢山粉にしないといけませんから。💥(笑)
いよいよ製粉機登場です。しかし砕いても少し大きいので、竹のへらで押し込んでやらないといけません。
まず1回目で「粗挽き」の粉ができました。もう少し細かくしたいので、2度挽きしました。
かなり粉が舞い上がって粉だらけに。
だからね、お風呂場で作るんです。しかも作業するには「防塵マスク」が欠かせません。
さて、今度は硬い「黒チューニョ」を粉にします。
しかし、こちらの方が「へら」で押し込まなくても製粉機に入っていきました。もちろんこちらも「2度挽き」します。
あ~~、この日は粉だらけ~~!!体中埃だらけで、製粉の後はすぐにお風呂に入りましたよ~~。🛀(笑)