Gracias madre(ヴィーガン・メキシコ料理レストラン)
2019年12月13日(金)、この日から私たちは解放されました。
と言うのは、前の日までで、スイーツ&料理教室2回と、ワンデイシェフの役目が終わったからです。
万歳~~!!(笑)
この日はお世話になっているKさんのお家から、近くの「バート」と呼ばれる地下鉄のような近郊電車に乗り、サンフランシスコのダウンタウンへ食べ歩きに出かけました。
初めて乗る「バート」。そしてダウンタウンの土地勘のない私たちは、事前に用意した地図を片手に色々と歩き回りました。
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初めて乗る「バート」で、サンフランシスコのダウンタウンを目指します。
交通のシステムと言うのは、世界各国、少し方式は違っていても、似たような所があるので、切符の買い方が分かればうまく利用できるものですからね。
今回は、日本の「スイカ」や「パスモ」のような交通カードを使いました。
現地では、「クリッパーカード」と呼ばれています。
電車に乗ることおおよそ1時間、ダウンタウンのミッション地区にあるメキシコ料理のヴィーガン料理レストラン「Gracias madre」に到着しました。
このユニークな看板が目印です。
スペイン語を使うメキシコのお店だから、スペイン語が通じるのですが、ペルーやボリビアなどのアンデス諸国の料理が得意な私は、メキシコ料理にあまりなじみがありません。
タコスとかトルティーヤくらいしか知らないんです。
だからね、料理を注文するときに、かなり戸惑ってしまいました。(笑)
色々とアラカルトで頼んだ中で、最初に出てきたのがこちら、「Quesadilla」(ケサディージャ)と言う名前のメキシコ料理です。
トルティージャの生地に具を巻き込んで、メキシコ風のチーズもどきとアボカドのソースをかけ、カボチャの種をまぶした料理です。
中身は、チーズが本来らしいけれど、ここはヴィーガン料理のレストランなので、スイートポテトと、カラメルになるまで丁寧に炒めた玉ねぎが入っていました。
私にとっては、ちょっと不思議な料理です。でもおいしいですよ~~。(^.^)/~~~
これはメキシコ独特のチョコレートソースの「モーレ・ネグロ」がかかった「タマール」と言う、トウモロコシの蒸し物料理です。
このチョコレートソース、私たちの2016年にペルー旅行の帰りにメキシコシティーで18時間のトランジットの時、メキシコシティーの有名な美食レストラン「Quintonil」で食べて、強烈な印象に残り、タンボ・ロッジでもヴィーガン仕様で作ったりしていましたからね。
味の確認ができて、最高にうれしかったです。
チョコレートソースとトウモロコシの蒸し物の「タマール」、断面はこんな感じです。
これ、めちゃくちゃおいしいです。
タンボ・ロッジでも真似しなくっちゃね。(笑)
このサンドイッチ、「Black bean & Pesto torta」と言う名前です。
良く分からずに注文した一つです。(メキシコ料理の名前、よく知らないからねぇ)
しかしちょっと英語混じっていて、複雑な名前だから、余計わからないですよ~~。
しかし、とてもおいしい!!。
サンドイッチの中身に、黒豆(黒インゲン豆)、アボカド、アーモンド、パクチーソース、野菜や「Pico de gallo」と言うメキシコの薬味と、マリネが入っていました。
店内は、カウンターを含めて満席です。すごい賑わい!!。
ヴィーガンの人口が多い地域だけのことはありますね。うらやましいです。
最後に、トウモロコシの皮に包まれた「タマール」も頼んじゃいました。
これ、どうしても食べてみたかった料理だからです。
ペルーにも同じ名前の料理が在り、ほとんど同じ製法で作られているのですが、やはりメキシコのとは違った感じです。
その違いが分かって、うれしかったです。
ただし、チョコレートソースがかかったものも、同じ「タマール」でした。
料理名が分からないから、2つも頼んじゃったんですね。ちょっと失敗!!。(笑)
中身はつるんとした感じで出来ていました。
チョコレートソースがかかったものよりもシンプルで、良く味が分かったのは収穫でした。
さっそくタンボ・ロッジでパクりましょうね。
結構2人でたくさん食べちゃったから、お腹いっぱいです。
これも一生懸命働いた「ご褒美」ですからねぇ。( ^^) _U~~