2016-11-10

遥かなるヤナーマからポマバンバへの道

2016年11月10日(木)、この日はかなりの移動の日です。
朝早くからユンガイの町を出て、絶景のアンデス越えの後、ヤマーナでランチを食べて、いよいよ目的地のポマバンバまでの移動です。
タクシーとの交渉により、まずはアンデスの裏側の道へ出ます。
裏側(アマゾン側)の道は、ワラスからポマバンバまでバスが通っています。(別ルートでアンデスを越える)
その道に出ればバスに乗ることが出来るのですが、バスの時間が良くわからないそうです。
そしてその道との合流点は、何もない寂しい谷間だそうです。
そんなところでもし数時間も待たないといけないのは困ります。
そこで、合流点から最初の集落「Llumpa(ジュンパ、標高3200m)」まで行き、バス会社に聞いてみることになりました。

画像はクリックすると拡大します

遥かなるポマバンバへの道タクシーはYanamaの町を出発しました。
途中写真のように、家々が点在し、畑が広がるところもあれば、断崖絶壁の悪路を下っていくところもありました。
なにしろ道が悪いので、ノロノロ運転です。

遥かなるヤナーマからポマバンバへの道いつ果てるともなく続く、懐深いアンデスの山塊が、絶景と違って恨めしくさえ思えます。
だってこの日は朝から未舗装のくねくね道しか走っていないしね。
しかしこんな山奥にも、家々が点在していて、驚きでした。

遥かなるヤナーマからポマバンバへの道悪路の断崖絶壁に思える道を少しずつタクシーは下っていきます。
さすがに高所恐怖症の支配人は口数も少なく、おとなしくなってしまいました。(笑)
絶景でもあれば違うんだろうけれど、氷河の山ももう見えないしね。道はアマゾンに向かって下っていくのみですから。

遥かなるヤナーマからポマバンバへの道アンデスの裏側の道との合流点を過ぎました。
すると今度は次第に山を登っていきます。
いつLlumpa着くのか、町が見えるのかと思うと、とても長い時間に感じてしまいます。
遥かなるポマバンバへの道。
遠いなぁ~~。

その後、待ちに待った「Llumpa」の町に入りました。
さすがに疲れていたので写真はありません。
バスの会社のオフィス何社かにポマバンバ行は何時の通るのか聞いたところ、この日の昼の便はもう行ってしまったので、あとは夜行便しかないそうです。
ということは、夜中まで小さな集落で待つことになるんでしょうね。
私たちが「え~~」という顔をしていると、運転手が言いました。
「Piscobamba(ピスコバンバ)」までこのタクシーで行けば、そこからポマバンバまでコレクティーボがあるぞ。そうするか?。
はいはい、もちろんそうします。追加料金も払いますのでお願いしますよ。
こんな悪い道、あなたは大変でしょうが、よろしくお願いいたします。ありがたいですね~~。

遥かなるヤナーマからポマバンバへの道果てしないように感じたアンデスの未舗装の悪路を通り、やっとの思いで到着した「Piscobamba(ピスコバンバ)」の町。
こんなにすごい山の中に、こんなに大きな町があるなんて驚きです。
どうやってアンデスの未舗装の悪路を、家を建てる資材やら何やらを運んだんだろうか・・・と思うと、気が遠くなりそうです。
写真は夕立のような豪雨は降った後の町のピスコバンバのアルマス広場。

遥かなるヤナーマからポマバンバへの道ポマバンバへ行く乗り合いタクシーのコレクティーボが広場の片隅に止まっていました。
やった~~~、これでポマバンバまで今日中に着けるぞ!!。わ~~い。\(^o^)/

遥かなるヤナーマからポマバンバへの道しかし、このコレクティーボ、いったい何人乗せるんじゃい!!。定員オバーなんてもんじゃないですよ、これ。(笑)
私たちは座れたから良いけれどねぇ。

遥かなるヤナーマからポマバンバへの道ぎゅうぎゅう詰めのコレクティーボはノロノロとアンデスの未舗装の悪路を走ります。
おそらく時速20~25㎞しか出てないと思われます。
こんなに定員オーバーで、がたがた道をスピード出したら、車が壊れますからね。
しかし、雲が多いとはいえ、氷河の山が見えています。
あの山は私たちが2005年に歩いたトレッキングコースにある「Taulliraj」という山みたいです。

遥かなるヤナーマからポマバンバへの道しかし、車窓から見える景色は、長閑そのもの。
のどかなアンデスの風景を見ながらののんびり旅も良いですね。車内がもう少しすいていればね。(笑)

遥かなるヤナーマからポマバンバへの道やっとの思いで「Pomabamba(ポマバンバ)」に着きました。はぁ~~、疲れたべぇ~~。
これで私たちの長い長い1日が終わります。明るいうちに着けて良かったなぁ~~。

遥かなるヤナーマからポマバンバへの道町のアルマス広場の近くで、ホテルを探しましょうね。早くベッドでゴロンとなりたいです。

関連記事