ビーガン寿司のお店「El Buda profano」
2018年12月13日(木)、Arequipaの町の中心に近い所に、なんと!!「ビーガン寿司」のお店があるという情報を私は事前に掴んでいました。
しかも日本人がやっているんじゃないみたいです。
最近ペルーでは、「日系料理」が流行っていて、料理のジャンルになっているということを少し前に書きましたが、ついにこんなお店まで登場する時代になったんですね。
ではさっそくランチをそのお店に食べに行きましょうね。
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お店は私たちの泊まっているホテルから歩いても5分くらいの近い所にありました。
さあ、大好きなお寿司、しかもヴィーガン!!、心行くまで食べましょうね。
お店の入り口にはメニューが書かれています。
しかし!!、ええっ、なんだか変だぞ、この書き方。( ;∀;)
「ビーガン」の字が変だ!!。(笑)
発音を延ばす棒が縦書きの場合、正しくは縦になっていなければいけないところが、なんと!横書きに。
これには笑ってしまいました。
きっと自動翻訳かなんかの横書きの文字を、そのまま縦に当てはめただけなんでしょうね。
ついついお店のオーナーさんに指摘してしまう私たち。
と言うことは、日本人は来ていないと思えてしまいます。
オーナーさんのエプロンにもこの文字が刺繍してありました。
直すの大変だろうなぁ~~。( ^^) _旦~~
こちらのお店にも、「Menú degustacion」(テイスティングメニュー)がありました。
まず最初はこれを頼まなくっちゃね。
二人分で50ソーレス、約¥1750はお得感があります。
それに餃子まである!!。
お寿司屋さんに餃子、なんだかユニークな組み合わせです。
最初は「酢の物」。メニューにもちゃんと「Sunomono」と書いてありますからね、わかりやすいです。
しかしこれはとても懐かしい味、とても心に染み入る味です。
じゃ~~ん!!、ビーガン餃子です。
もちろん皮から手作りですよ。(ペルーでは餃子の皮は売っていませんから)
しかし付けダレがユニーク。
白胡麻のたれと甘味噌のたれの2種類です。
醤油と酢とラー油の日本的な組み合わせではありませんが、とてもおいしいです。
ここで餃子が食べられるなんて、夢のようです。
せっせと私たちの握り寿司を作るスタッフさんたち。
一番左の方がオーナーさんで、どうやらカナダ出身の方みたいです。
じゃ~~ん、色々なお寿司が出てきました。
5種類あります。
ちゃんとワサビとガリ(生姜の甘酢漬け)まで付いています。
ペルーは生姜がたくさん採れて、輸出までしている国ですからね。
一番後ろに2つ立っているのはアーティチョークとペルーのキュウリの軍艦巻き。
アーティチョークはもともとはイタリアの食材だけれど、ペルーでもたくさん作られています。
こちらは「Futomaki verde」(緑の太巻き)です。
中身はアボカドとアーティチョークと胡瓜とほうれん草!!。
こちらは「Buda maki」、中身がアボカドと豆腐と焼き茄子です。
これ、おいしい!!。
日本でもできそうです。
こちらは「Selva maki」、Selvaとはアマゾンのことなので、熱帯由来のものが使われています。
中身はキュウリ、シイタケ、アボカドで、上のトッピングがユニーク、なんと!!マンゴーです。
マンゴーとそのソースが乗り、甘くてトロピカルな味!!。
とてもお寿司に合う味ですよ、これ。
日本人ではできない発想です。
これはマグロの握りではありません。なんだと思いますか。
かなりマグロチックですが、実はこれはトマトです。
大きめのトマトの皮を湯剥きして作られています。
最後に具の入っていない味噌汁が・・・。
ちょっと白胡麻が浮いていますけどね。
でも此処で味噌汁が飲めるのが幸せです。
とてもおいしかった!!。
もうお寿司は日本人の手を離れて、国際化していますね。
まるで柔道のように、外国にも広がり、国際食となって私たちを驚かせることでしょう。
とてもおいしかったので、スタッフと記念写真を撮りました。
もう一日この町に居るから、あと一回は食べられるな~~なんて思ってしまいました。