2023-12-01

まるで地獄谷温泉のような谷「Valle de Geiseres」へ向かいます

２０２３年１２月１日（金）晴れのち曇り時々雷　☀⇒☁⛈、いよいよ１２月になりました。
この日は今回の旅行でも、かなり重きを置いていた場所を訪ねます。
それは、まるで日本の登別温泉の「地獄谷温泉」のような渓谷、「Valle de Geiseres（バージェ・デ・ヘイセレス）」です。
何処にあるかというと、ペルー南部のTacnaから山へ分け入ることおおよそ車で５時間、チチカカ湖とタクナの間の、チリ国境にも近い、標高約４４００mのアンデスの高地にあります。
これはローカルバスなどでは行くことはできず、「Tacna」からのツアーで行くより方法はありません。
時間がかかるので、この日はめちゃ早起き。朝５時出発です。😅
場所はここをクリックしてグーグルマップを見てね。

画像はクリックすると拡大します

Tacnaを暗いうちに出発し、まずはアンデスの山を車は登ります。
標高約３６００mの峠の展望台「Mirador la Apacheta（アパチェタ展望台）」で一休みします。
これから行く標高５５００mの「Yucamani（ユカマニ）」火山がまるで富士山の様に左側に見えています。🗻

標高５５００mの「Yucamani（ユカマニ）」火山が右側に、左側には雪をかぶった標高５８００mの「Tutupaca（トゥトゥパカ）」火山が良く見えています。
目指す地獄谷渓谷は右の富士山🗻のようなユカマニ火山の麓にあります。
まだまだ遠いなぁ~~~。🤢

朝早かったので、途中の標高３１００mの町「Tarata（タラタ）」のレストランで朝食タイムです。

標高上がったから、まずは高山病に効くという「コカ茶」をいただきました。コカの葉っぱたっぷりです。

そして鶏肉とジャガイモとパスタが入ったスープが出てきました。
このツアーは、朝食と昼食が料金に含まれているので、選べないんですよ~~~。😅😢😭🥵
でもね、折角出てきたんだから、おいしくいただきましょう。

朝早くてお腹すいていた支配人はなんだかうれしそうでしょ~~~。😅🤤🥰（笑）

でもね、朝食はコカ茶とスープだけでした。
ちょっと物足りない私たちは、レストランの前のお店でパネトーネ型に入ったパンを買い食い。🤪

これ、結構おいしいです。素朴系だし。
２人いるから１個を半分ずつではなく、２個にしておけば良かったと、あとで後悔したときには、もう車は出発した後でした。🥵😭

すごい風景の中を車は進みます。なんだか人気すらない、まるで火星の地表のような風景が続きます。

おっ！！、山がレインボー色だ！！ここにもレインボーマウンテンがありましたねぇ~~🌈、ここのは全然有名じゃないけれどね。😭

こんな乾いた風景の中にも、ちょっと水が得られる所には、こうして段々畑が綺麗に整備されていて、人の営みのすごさに感動です。

舗装道路からいつしか外れ、道は未舗装のがたがた道に変わりました。
そんな道沿いにも町があるんですね。「Santa cruz（サンタ・クルス）」の町で少し休憩タイムです。
これから行く地獄谷の案内看板が出ていました。

ここで生卵を買いました。何故かというと、地獄谷のお湯の温度が高く、８０℃以上あるので、茹で卵ができるそうです。
そこで、「温泉卵」を作るために買い🥚ました。
未舗装のがたがた道を車は走る行くので、割らないように慎重に運ばないとね。🥚

おお~~、先ほどは遠くに見えた「Yucamani火山」🌋が近付いてきましたね。

さらに近くになる「Yucamani火山」🌋。本当に富士山的な山ですが、富士山より標高高いんですね、この火山。５５００mですから。

いよいよ地獄谷渓谷の「Valle de Geiseres」へ入りました。
私の顔の左後ろに、地獄谷の噴気が上がっているのが見えています。♨
ここが最初の見所、「Cabeza de elefante（カベッサ・デ・エレファンテ）」（象の頭という意味🐘）です。
小川の対岸から、まるで鍾乳洞の様に張り出した岩が、本当に象の頭と鼻に見えてしまいます。🐘
この鼻先からも水が滴り、鍾乳石の様にまだ発達途中の様子でした。