夕食はスープ専門店の「Mr. soup」へ
2018年12月8日(土)、この日の夕食は、珍しいスープ専門店「Mr. soup」へ行きました。
クスコは高地(標高約3400m)なので、爆食はできません。(笑)
ランチにしっかり食べて、さらにレストラン「Pucara」でプリンまで食べた私たちは、夜を軽く済ませたいところです。
そこでこのような変わったお店へ行ってみることにしました。
ペルー人はスープがとても大好きです。
セットメニュー(定食)には必ずスープが付いてきます。
だからこんなユニークなお店があるんでしょうね。
しかもなんと、世界のスープもあり、「味噌汁」や「うどん」まであるんですから、驚きです。
画像はクリックすると拡大します
通りに面したところではなく、中庭がある建物の中庭から2階へ上がったところにそのお店「Mr. soup」はありました。
入口がちょっとわかりにくかったです。
メニューは本当にスープだけです。クリームスープとそうでないものの2パターンです。
サイドメニューとして、少しご飯ものがあるくらいです。
しかし「味噌汁」とか「うどん」もあるから驚きです。
だって「うどん」って、スープなの?。(日本人的にはそう思いますよね)
店内はのれんもあって、なんだか日本的!!。和食のお店と勘違いしそうです。
スープだけではちょっと物足りないと思われるので、再度ディッシュの「振りかけご飯」も頼んでみました。
ベジだそうですが、ほとんど「のりたま」と同じです~~。
なんだか懐かしい味!!。
私はぺルーらしく、「Olluco」(オユッコ)という日本にはないツルムラサキ科の芋のスープにしてみました。
このOlluco芋と言うのは、黄色い色をしていて、蓚酸が多いので水にさらしてあく抜きをして使います。
食感は日本の菊芋に近く、シャキシャキしていますが、菊芋は加熱をたくさんすると、ぐったりと柔らかくなるのに対して、このOlluco芋は煮込んでも煮崩れません。
そのOlluco芋がたっぷり入っていて、シャキシャキして美味しいスープでした。
こちらは支配人が頼んだアンデス原産の雑穀、「キヌアのスープ」。
この写真だとキヌアが入ってないみたいですね。(笑)
底に沈んでいるんです。
ほらね、キヌアたっぷりでしょ。
キヌアは毒があり、4時間以上水にさらしてよく洗ってから使わないといけません。
日本ではそのことがあまり知られていなくて、そのまま使う人が多いですが、皆様使う時は気おつけましょう。
ペルーはさすがに原産国だけあって、もちろん毒抜きして使っていると思います。
これは付け合わせの薬味です。
少しピリ辛の、ペルー産唐辛子の酢漬けですが、とてもおいしいです。(支配人は辛いの苦手だから、手を付けませんでしたが)
熱々のスープを飲む支配人。
標高高くて寒い夜にはぴったりのスープです。
お腹膨れたところで、歩行者天国の通りを歩いて帰りましょうね。
今まで秘境に長く居た私たちは、この人の多さにびっくりしちゃいます。
まるでおのぼりさんみたいですね。(笑)