2016-11-28

テレフェリコで標高4000mの山へ

2016年11月28日(月)、赤道直下にあるにもかかわらず、標高が約2800mあるために年中温暖な気候の「常春の都」と呼ばれるエクアドルの首都「キト」。
この日で私たちの常春の都「キト」滞在は終わります。
せっかく最後の日だし、雨期に差し掛かり、時々雨の降るキトでしたが、意外とこの日は天気が良い!!☀。
そこで、最近出来た観光名所と古くからの観光名所2か所に行ってみることにしました。
最初に行ったのが、最近できた「テレフェリコ」と呼ばれるロープウェイ。
キトの新市街からタクシーで15~20分くらいのところが乗り場です。
このロープウェイに乗ると、なんと一気に富士山の頂上よりも高い4000mを越える山に登れてしまうんです。
キト自体が標高2800mあるので、まあ当然と言えばそれまでだけれど、山に登るとそこにはアンデスの高原が広がっています。
植物の分布も高山植物ばかり!!。
しかし眼下に巨大な首都の町が見えるという、なんとも言えない絶景が見られます。

画像はクリックすると拡大します

テレフェリコで標高4000mの山へさて、ロープウェイに乗りましょう。

テレフェリコで標高4000mの山へなんだか無口の支配人。高所恐怖症なので、下の首都の町の風景を見ようともしません。(笑)
絶景なんですけどね。もったいないなぁ~~。

テレフェリコで標高4000mの山へロープウェイの終点に着きました。うわ~~、すごい眺め💥💥。首都が一望に眺められます~~。

テレフェリコで標高4000mの山へ首都の街並みとアンデスの山の対比です。素晴らしい眺めにしばしうっとり。°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°✨。

テレフェリコで標高4000mの山へわ~~い、山頂に着いてしまえばこっちのものさ・・・と言わんばかりの支配人。
さっきまでゴンドラの中でおとなしくしていたのにねぇ。(笑)
支配人の足元に生える草は「イチュ」と言って、標高4000mくらいから上でないと生えていない植物です。
アルパカやリャマが食べる草だそうです。
この草を見ると、アンデスの高地に来たという感覚が蘇ります。

テレフェリコで標高4000mの山へアンデス高地のタンポポは茎がないくらい短いです。他の競争する植物がないせいと、寒いからですね。

テレフェリコで標高4000mの山へ少し山を歩いてみました。ちょっと登ると霧が出てきました。あの首都の都会の喧騒が嘘のようです。

テレフェリコで標高4000mの山へイチュの中に高山植物が花を咲かせていました。

テレフェリコで標高4000mの山へこちらは今回の旅行でよく食べた「ルピナス」の豆。(チョチョ)。もうまもなく食べられるくらいに大きく育っています。

Pastoruri氷河までのトレッキングルピナスの花と種(豆)。この豆がおいしいんだよ~~。 ^^) _旦~~

テレフェリコで標高4000mの山へ首都のキトの街並みの向こうの雲の上に、一瞬ですがアンデスの氷河を戴く火山「Volcan Antisana」(標高5704m)が見えました。
またしてもほんの一瞬だけれど、アンデスの氷河の山が見れてうれしいです。
ペルーのチキアンで見た、ワイワッシュ山脈の盟主「イエルパハ」タクシーを使って見に行った「霊峰ウァンツァン」を思い出しちゃいました。
つい3週間前のことだけれど、はるか昔のことのように思えてしまいます。(笑)

テレフェリコで標高4000mの山へさて、再びロープウェイに乗って山を下りましょう。支配人はおとなしく上の方だけを見ていました。
こんなに良い眺めなのに、もったいないなぁ~~。(笑)

関連記事