2008-12-16

アレキーパ料理の高級レストラン「La Viena」

2008年12月16日(火)の朝、長距離バスで私たちはチチカカ湖畔の町、Puno(プーノ)を出発しました。目的地はペルー第2の都市「アレキーパ(Arequipa)」です。
ここは料理がおいしいことでも有名な町なんですよ。🤤❣💥。(笑)

いよいよ今回の旅も、最終段階に入りました。

アンデスのくねくね道(と言っても、全区間舗装してあります)をバスで揺られること、およそ6時間、アレキーパの町に夕方に着きました。
25年前(1983年)にも同じ区間をバスで通ったことがありますが、その当時は全区間未舗装のがたがた道で、時間も10時間くらいかかりました。
夜行バスだったんですが、遥か彼方の谷の下に「アレキーパ」の町の明かりが見えるのですが、なかなか近づかず、結局明るくなってだいぶたってから町に着いたことを覚えています。
そして深夜の標高高いアンデスの山は、めちゃくちゃ寒く、バスの中で震え上がっていたことを思い出します。
その頃から比べると、今のペルー旅行はものすごく快適になりました。
隔世の感があります。

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アレキーパ料理の高級レストラン「La Viena」夜のアレキーパのアルマス広場です。
この町は、近くで取れる「火山岩」で出来ています。その色が「白」いので、「白亜の町」(Ciudad blanca)と呼ばれているんですよ。
町が白くて、とてもきれいです。°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°✨。

さて、本場のアレキーパ料理を食べようと言うことになり、アレキーパでもかなりの高級レストラン「La viena」に足を運んでみました。
さて、どれを食べようかな~~~
この町は標高が今までと比べてとても低く、2335mなんです。つまり、1300mも低いんですね。
なので、「暴飲暴食」解禁です。(笑)😊。

アレキーパ料理の高級レストラン「La Viena」今回は5人もいるし、いろいろと「アラカルト」で頼みました。
まずはサービスでついてくる、無料の前菜です。
「Masa crocante(マサ・クロカンテ)」という名前の料理です。
トウモロコシ粉で作った、薄い「タコス」のような料理です。アボカドディップ(ワカモーレ)とともにいただきます。
パリッとした食感と、それをアボカドのバターのような風味と一緒に食べると、とえもいわれぬおいしさが口の中に広がります。

アレキーパ料理の高級レストラン「La Viena」サラダは、「サラダバー」になっていたので、たっぷりと盛ってきちゃいました。(笑)

アレキーパ料理の高級レストラン「La Viena」「Ocopa a la Arequipeña(オコパ・ア・ラ・アレキペーニャ)」という長い名前の料理(前菜)です。
茹でたじゃが芋にこの町アレキーパ独特のソースをかけていただきます。
そのソース、玉ねぎとニンニクをじっくりと油で甘みが出るまで弱火で炒め、ミルクとピーナッツと、「Huacatay(ワカタイ)」という「ヨモギ」に似たアンデス独特のハーブに「Aji amarillo(アヒ・アマリージョ)」という中辛位のと黄色い唐辛子(イエロー・ホットペッパー)を入れ、ミキサーにかけて作るんです。
これは本当においしいソースです。
でも、このレストランのものは、ちょっとピーナッツが多すぎました。⤵
こってりしすぎに感じたんですが、アレキーパの人は、このこってりなのが好きなのかもしれませんね。💡

アレキーパ料理の高級レストラン「La Viena」こちらもアレキーパのトラディショナルな料理の一つ、「Rocoto relleno(ロコト・レジェーノ)」です。
「ロコト」という、まるでパプリカのような唐辛子に肉などを詰めてオーブンで焼いた料理です。
今回は、肉ではなく、「川海老」を詰めてあるものがあったので、みんなで一口ずつ食べてみることにしました。
「ロコト」は辛さに個体差が激しく、言ってみれば「しし唐」のような感じで、「当たり」となると、とても辛くて❣💥食べられたものではありません。
だから、はじめに恐る恐る端っこを少しかじって「味見」ならぬ「辛見」をしなければいけません。
今回は、中辛くらいで実にちょうどよい辛さでした。ほっ!!😊。

アレキーパ料理の高級レストラン「La Viena」例のアンデスの定番アボカドサラダの「アボカドのお庭」「Palta a la jardinera(パルタ・ア・ラ・ハルディネーラ)」です。
高級レストランだけあって、盛り付けが派手で楽しいです。上に蓋まで付いていて、大きいアボカド丸ごと一個使っていますからね。
そしておいしいっ!!😊。

アレキーパ料理の高級レストラン「La Viena」この料理もArequipa発祥の料理!!、川海老をふんだんに使ったリゾットのの「Chupe de camarones(チュッペ・デ・カマローネス)」です。
アレキーパは標高2300mの内陸部にあるのですが、近くの川で獲れる「川海老」(ザリガニっぽい)が名物料理になっています。
川海老のレシピは相当たくさんありますが、これはその代表的な料理の一つです。
今回は、ベジタリアンではない人が3人もいるし、味を確認するのに、ぜひ一口は食べてみたいので、色々と川海老料理を食べてみることにしました。
この「川海老のリゾット」、なんだか懐かしい味がしました。

アレキーパ料理の高級レストラン「La Viena」最後はやはりアレキーパ名物料理の「Picante de camarones(ピカンテ・デ・カマローネス)」です。
これは「川海老のクリームカレー」みたいな料理です。
25年前にこの町でこれを食べたときに、実ははまってしまい、ほぼ毎日、同じレストランでこの料理を食べたことを思い出しました。
それほどお気に入りだったんです。
今日のこのレストランのものは、ちょっとじゃが芋が多すぎです。
味も25年前のもののほうがおいしかったような気がします。
でも、25年前に食べたレストラン、何処にあったか、さすがに思い出せませんでした。

あ~~、今日は長距離バスの疲れもあったけれど、とても満足でおいしくいただきました。
ご馳走様😊。

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