Montserrat(モンセラート)の修道院
2013年12月13日(金)、晴天に恵まれて、「コロニア・グエル」を散策した後、私達は中世からの聖地として名高い、バルセロナ近郊の「Montserrat(モンセラート)の修道院」へと私鉄の「カタルーニャ鉄道」に乗り、向かいました。🚋
この「モンセラート」もスペインの聖地で、中世からの巡礼者が絶えることがありません。
私達もサンティアゴ巡礼したし、その巡礼の最後に、この地への巡礼が出来て、本当にうれしいです。♪(^^♪~~♪!!
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「コロニア・グエル」から、再び私鉄の「カタルーニャ鉄道」に乗り、モンセラートへと向かいます🚋。
モンセラートの登山口に着きました。ここで「ラック式鉄道」に乗り換えます。🚋
「ラック式鉄道」というのは、急坂を登るために、レールとレールの真ん中に、歯車がかみ合うラックが敷かれ、電車に装着された歯車とかみ合って、すごい急な坂を上って行くという、登山電車なんです。
日本でも、昔は信越本線の「碓氷峠」がこの方式で有名でした。(現在長野新幹線ができたため、廃線)
今は私鉄の「大井川鉄道」でこの区間があります。(てっちゃんだなぁ~~。)
登山電車に乗って、急な坂を登り、聖地の「モンセラート修道院」に到着しました。
ここはすごい岩山で、良くこんなところに修道院を築いたと感心するような地形です。
山の空気はとてもひんやりしていました。
ここに祀られている「黒い聖母マリア」を拝みに、世界各地から巡礼者がやって来ます。まず最初にその「マリア様」を拝みましょう。この階段を上がった上に祀られています。
聖母マリア像。
このマリア像は、本当に古い時代から祀られているそうです。
それは伝説によると、西暦880年ころ、山の中で光を見た少年の羊飼いが、その光を追って行くと、洞窟の中にこの「聖母マリア像」があったそうな。
知らせを聞いた当時の司教が、町に運ぼうとしてもその像は動かすことができなかったといいます。
それでその場所に、現在の修道院の起源の礼拝堂を作り、安置しました。
洞窟の中ですからね、明かりを取るために灯をともします。
当時はローソクや松明だったために🔥、その煤で聖母マリア像はすっかり黒くなってしまったと言い伝えられています。
「黒いマリア像」の右手に持つ「玉」に触ると、たくさんのご利益があるといわれています。
今ではマリア像を保護するために、ケースで覆われていますが、その玉に触れることができる配慮がなされていました。
早速その玉に触れましょうね。
マリア像の祀ってある所から、教会内部を見下ろすと、とても美しい!!。
でも、この教会は、結構新しいです。
それは、ナポレオンがフランスから攻めて来た時に、教会を破壊してしまったそうです。その後の再建なので、様式が新しいんですね。
新しいとはいえ、とても美しい教会です。ステンドグラスもめっちゃ美しい!!。✨
この場所は、その教会のパワーが集まるところ・・・だそうです。腕をいっぱい広げて、そのパワーをお裾分けしていただきましょうね。