民宿のキッチン&夕食
2008年11月28日(金)も夕方になりました。私たちは2泊3日を過ごしたアマンターニ島を明日の朝出発します。
2泊3日、なんだかあっという間でした。
島の中をくまなく歩きたかったけれど、何しろ標高が高く(4000m超)ちょっとした坂でも息が切れて、思うように歩けませんでしたからねぇ。(笑)
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いつものように、綺麗な赤い夕陽がチチカカ湖に沈みます。
電気がない島だから、日が沈むと夜のとばりに包まれて、本当に静寂に包まれます。
あたりが薄暗くなる頃、民宿の釜戸に火が入りました。
この島ではキッチンは、ほとんど家の外の屋根の下に設置されています。雨が少ないうえに、煙が家の中にこもらないためです。
当然電気もないし、ガスもないので、かまどで、しかも薪で調理します。
シンプルな台所で調理をする民宿のお母さん。今晩の料理は何かな~~~♪♬🎵♩(^^♪~~(^^♪!!
釜戸の日が燃え盛ります。燃焼にするものが手に入りにくい、標高の高い島(木が生えていない)だから、炎は大切に、効率よく使います。
最初の強火の時に、炒め物などの強火料理をし、火が落ち着いてきて、熾火になるにつれて煮込み料理とか、じっくりと火を通す料理にしていました。
私たちがリクエストした、島で手作りされたチューニョが水に戻されています。(暗いので、ちょっと写真がぶれてしまいましたが・・・)
薪の火で、しかも土鍋ですべてを料理するんですよ。実にマクロビオティック的な料理ではありませんか・・・
家の屋根裏から、薪の煙があたりに漂い、良い雰囲気に包まれます。
料理は出来上がりつつあります。土鍋の蓋を外すと、料理が見えてきました。
さて、夕食です。まずはスープ。
これは「Sopa de semola(ソパ・デ・セモーラ)」という、セモリナ粉が入った、とろみのあるスープです。
メインディッシュはこれ。茹でたじゃが芋と人参、玉ねぎと自家製チーズを炒めた料理です。
シンプルですね。
夕食の後は、電気が無いので「キャンドルナイト」で過ごします。
蝋燭の光と、静寂に包まれた夜。🌙(この島には自動車もありません)今の日本ではなかなか味わうことが出来ませんね。
実に満ち足りたひと時です。
夜中にトイレに起きました。
辺りは闇に包まれていましたが、空を仰ぐと「満天の星」です。☆★☆彡
気温もそれほど寒くなく、しばらくじっと空を眺めていると、星空を引き裂くように、大きな流れ星が横切っていきました。
南十字星もよく見えて、本当に素晴らしい夜となりました。°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°✨。