緑の魔境「三本槍岳」へ登る
2019年6月26日(水)、梅雨の間の貴重な晴れ間のこの日、タンボ・ロッジからそう遠くないところに福島県側からの登山口がある、那須連山の最高峰「三本槍岳」へ登ってきました。
緑がめちゃくちゃ濃く、「鏡沼経由」のコースを選んだために、登山者も少なく、とても静かな山歩きを楽しめました。
本当に緑の魔境を歩いている感じで、とても癒されました。・・・ただし、歩く人が少ないため、笹薮がかなり強烈でしたけどね。
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登山口に車を置き、しばらく歩いて、分岐点を左折して、緑の魔境の「鏡沼」へと向かいます。
木漏れ日がとても美しい!!。
しばらく歩くと、ガレ場の登りへと道は変化します。こういう石ころだらけの道、支配人はとても苦手!!。
でも下りじゃないからね、ゆっくりと登れば大丈夫ですよ~~。(笑)
ガレ場が終わり、目指す山の稜線が見えてきました。
あそこまで登るのかぁ~~、まだまだ登らないといけないんだなぁ~~、とぼやきつつ、登りましょうね。
やった!!、「鏡沼」到着に喜ぶ支配人。
ここまでで、標高的には半分の300mちょっとを登ったことになりますからね。
ここでちょっと長めのお茶タイムです。
緑の魔境の「鏡沼」。希少種の「モリアオガエル」の鳴き声の合唱が聞こえ、遠くには「郭公」の鳴き声や「エゾハルゼミ」の鳴き声も聞こえます。
しかし他には何にも聞こえずに、とても静かな佇まいの鏡沼。
此処は「大蛇伝説」があるそうです。
それだけ深山幽谷の雰囲気に包まれています。
鏡沼から稜線に向かって上り詰めて行きます。
しかしそこはとっても深い笹薮が・・・・。
この写真の後、登りは急角度になり、笹薮は頭の高さに達する深さ!!。
まるで笹薮を泳いで登る感じになってしまいました。
ロープにつかまりながら、笹をかき分け登っていきます。
やっと稜線に到着です。
ロープを頼りに登ったため、白い手袋が泥だらけになってしまいました。
ほら、こんなに・・・と支配人。
でもね、ここからは「藪」の心配はありませんよ。
わぉ~~、ずいぶん登ってきたんだなぁ~~。「鏡沼」が眼下に見えています。
ようやく山頂が見えてきました。山頂に人が立っているのが良く見えます。もうひと頑張りですね。
「三本槍岳」の山頂は、混雑していました。ほとんどの人が那須方面から登ってきた人たちです。
福島県側からの登山者は、ほんの少しだけしかいませんでした。
お腹すきました。
此処でランチはいつもの「ベジラーメン」ではなく、前日に焼いた米粉の「バナナブレッド」!!。
なんちゃって~~~。
これはベジラーメンができるまでの間のおやつとして食べているところです。(笑)
さあ、今回も例によって「ベジラーメン」。
今回は、モロヘイヤが入った、タイのお土産として年始の頃にいただいた、タイのベジラーメンです。
麺がモロヘイヤで緑色です。
山頂で食べるエスニックなベジラーメンは、ことのほかおいしかったです。(^.^)/~~~
お腹いっぱいになり、少し休憩した後、見晴らしの良い尾根筋を下山開始です。新緑の緑色がとても美しい!!。
足元の高山植物を楽しみながらの見晴らしの良い尾根筋の下山はとても楽しいです。
そして、霧がかかり始めたころに、「大峠」に到着しました。
向かいにそびえる山は、昨年登った「流石山」。(ながれいしやま)と読みます。
大峠は昔(江戸時代)の街道筋に当たります。
なので、お地蔵様が祀られています。
ここまで降りてこられた山登りに感謝し、支配人がお参りをしています。
その後、下山して、温泉に入りました。
もう最高!!。♨