ついに巡礼が終わる
2013年12月1日(日)、ついについに、長かった私達のサンティアゴ巡礼の終わる時がやって来ました。👏
スペインの最西端の岬「Cabo Fisterra(カーボ・フィステーラ)」は、まだ「天動説」が信じられていた時代、「世界の終わりの地」で、この先の海はやがて地獄へと滝になって落下する場所があると信じられていました。
つまり、「この世の終わりの地」。だから「地の果て」と呼ばれていたんですね。
ここまで巡礼してきた人たちは、自分の着ていた汚れた服を脱ぎ捨て、海岸で燃やした後、新しい服に着替えたそうです。
そうすることにより、「過去の自分」と決別し、新しく生まれ変わるのだと信じられていたのです。
でもその話、あながち嘘ではないですよ。巡礼路は本当に色々な気付きを与えてくれましたからね、私にとっても。
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さあ、最後は「手ぶら」で出発です。荷物が少ないと、本当に楽ですね、歩く時は♪(^^♪~~♪!!。
犬もまどろむのどかで暖かい日でした。あ~~、体が緩みます♨。
十字架の前を通り、3㎞の緩やかな登りの道を歩き、岬へと向かいます。
巡礼の銅像が立っています。私たちも同じように巡礼してきたのだと思うと、感無量です。
「Cabo Fisterra(カーボ・フィステーラ)」、フィステーラ岬に到着です。❣💥。
左に巡礼路残り0.00Kmの「モホン」(石の道標)が建っています。\(^o^)/🙌
「0.00Km」
本当に巡礼路はここまでです。地の果てで今回の私達の長かった巡礼も終わります。🤗
前年(2012年)も記念写真を撮った、西の果ての大西洋を見渡せる場所に立つ支配人。長かったなぁ~~~。
でも、過ぎてみると、あっという間に思えてしまいます。
前の年はここで悔し涙を流したっけ(-_-メ)。😭😭でも、今年はヽ(^o^)丿!!喜びの笑顔です。🤗
ブロンズでできた靴の銅像(銅像はちょっと変な表現かも!!🤪)
巡礼者は皆万感の思いでここに立つんだろうなぁ~~。
この先の海の向こうには、南北アメリカ大陸が横たわっているんですよ。私の心の故郷のアンデスもこの向こうに・・・・
そういえばこのところ、アンデスに行っていないなぁ~~、私たち。
次はアンデスに行きますからね!!💪💪。
巡礼最後に、持ち歩いていた全ての非常食(全てといっても少しだけですけど)を食べちゃいましょうね。
これからは必要なくなりますから。🤪
帰り道、最後の泉で水を飲む支配人。昨年(2012年)もこの泉で水を飲んだっけ!!。⛲
北スペインは水が良いのでそのまま飲めるんです。✋こんな泉に巡礼中は随分助けられましたからね。
さあ、私達の巡礼も終わりました。ゆっくりと町まで帰りましょうね。
最後の「Albergue(アルベルゲ)」(巡礼者用宿泊施設)での夜。
町のレストランは、日曜日なのでほとんどが閉まっています。
そこで私達が持参の「ポンせん」をポリポリ食べていると、例のオランダ人が「クリームパスタ」を作って、ご馳走してくれました。
最後の最後まで色々な人に助けられた私達。
足掛け2年の巡礼は、素晴らしい物を私たちに与えてくれたのでした。
これがそのクリームパスタとポンせん。とてもおいしくいただきました。嬉しいです。😋🤗
最後の「Albergue(アルベルゲ)」(巡礼者用宿泊施設)だからね、2人部屋があったので、その部屋に泊まることにしました。✋
あぁ~~、楽しい巡礼だったなぁ~~~。♪♩🎵(^^♪~~♪!!♪(^^♪~~♪!!♪(^^♪~~♪!!