自家製粉米粉で焼く米粉のパン教室(平日開催)
昨日から今日にかけては、タンボ・ロッジの行事の「自家製分で焼く米粉のパン教室、平日開催」の日でした。
今回は、タンボ・ロッジの第三期米粉のスイーツ教室(4回シリーズ)の持ち上がりで開催しました。
ただ、昨年のタンボ・ロッジの米粉のパン教室に参加されたスイーツ教室の参加者が数名いて、内容が同じだからその方たちは欠席されたので、少し空席ができたので、その部分を一般に募集しました。
さて、自分で製粉した米粉を使ってのパン教室、スタートです。
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まずは私が米粉100%の1.5斤角食パンを焼きます。そして1次発酵の間に、鍋で焼く米粉100%のフォカッチャも仕込み、同時並行で作っていきました。
1次発酵が終わり、パンチングをして2次発酵へ。
そして私の担当のパンが焼きに入った後すぐに、支配人の「ひよこ豆粉入り米粉パン」がスタートしました。
焼き上がった「鍋で焼く自家製粉米粉100%のフォカッチャ」。ドライトマトと黒オリーブがトッピングです。
支配人の米粉パンを焼いている間に、夕食の時間です。
教室での夕食は、通常のタンボ・ロッジのディナーを縮小したメニューになってしまいます。
本来はサラダ一皿と、前菜2種類の盛り合わせのプレートが付きますが、教室の時は前菜1種類とミニサラダのプレートに縮小されます。
何しろ教室をやるので、すべての仕込みを早く終わらせないといけないので、仕方がないですね。
こちらのプレートは、イタリアの前菜の一つ「パニッサ」と呼ばれる、ひよこ豆粉から作った揚げ出し豆腐のようなものを中心に、切り干し大根のサラダと小松菜の胡麻和えを盛り合わせにしたプレートです。
こちらは古代小麦の粒が入った、アンデスの国ボリビア風のトウモロコシとかぼちゃの具だくさんスープです。
メインディッシュは2色のソースに浮かぶ肉団子もどき。(笑)
緑のソースはほうれん草の、そして赤のソースはトマトのソースです。
肉団子はもちろんヴィーガン仕様で、原材料は、アンデスの保存食の知恵の結晶、凍結脱水乾燥ジャガイモの「チューニョ(chuño)」です。
マクロビオティック的に陰性が強く、体を冷やすと言われているじゃが芋を、凍結脱水乾燥に加工することにより、体を温める「陽性」に変化させた優れものです。
さて、夕食のメインディッシュまで終わったところで、支配人のひよこ豆粉入りパンが焼き上がりました。
熱々を型から取り出す支配人。
今回は紫芋パウダーを入れた2色パンで、とっても色合いが綺麗です。
これでこの日に焼いた米粉パン3種類が勢ぞろいしました。
一番左が一番最初に取り掛かった1.5斤パン、右下の丸いのが鍋で焼いたフォカッチャ、そして紫色とプレーンの色の2色のものが、支配人のひよこ豆粉入り2色パンです。
これらのパンは、味見に一口食べた以外は翌朝のタンボ・ロッジの朝食に回ります。
皆様、朝を楽しみにしてくださいね。
さて、最後はお楽しみの米粉スイーツ。
やはり季節柄、「山栗のモンブラン」です。
上の尖がった栗は、山栗を逆さまに吊るして飴かけしたものです。
かなりインパクトのあるトッピングですね。
この後いつもの教室と同じく、夜遅くまで話が盛り上がり、楽しいひと時となりました。