Grañonでの再会と夕食
2012年11月13日(火)、Azofraから広大な麦畑の続く「メセタ」の大地をひたすら23Km歩いてきた私たち。
足を引きずるようにして、「Grañon(グラニョン)」の「Albergue(アルベルゲ)」(巡礼者用宿泊施設)へやって来ました。
すると、その入り口で、なんと!!大輔君と韓国人のとぼけたキムさんともう一人がたむろしているではありませんか・・・・!!おお~~~!!と再会を喜ぶ私たち。嬉しいです。(⌒∇⌒)😊。
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グラニョンのアルベルゲは教会の屋根裏を使っています。そして、その屋根裏に雑魚寝するんですよ。
なんだか高校時代の合宿の様ですねえ。
もちろん「枕投げ」なんかはしませんけれどね・・・・(大笑い)。
この町には、夕食時に営業しているBARやレストランがありません。そこで、食事はアルベルゲで提供されるんですね。
で、もちろん色々と手伝わなくてはいけませんが・・・・
で、まずは町に1軒しかないパン屋さんへ、「主食」のパンを皆で買いに行くんです。
この日は折しも、パン屋さんの小さい娘さんの誕生日!!。🎂
そこで、パン屋さんの前で、国別に何か一芸をしなければいけない羽目に・・・・💦
この写真は、韓国人たちの一芸です。やはり結構人数居ますねえ。6人ですよ~~。
そのあとは私たち日本人3人に続いて、ずっと一緒のペースで歩いているドイツ人のおじさん。
ドイツ人はこの日は一人だったので、一人で一芸をしなければいけない!!。へたくそな(笑)ドイツの民謡を歌ってくれました。(^^♪
そして、これまた同じようなペースで歩いてきたウルグアイ人の「ゴンサロ」。(私たちは「ゴンちゃん」と呼んでいましたが・・・)
それに、新顔の小柄で美人のチリ人。
ゴンちゃんとチリ人はスペイン語が通じるので、私は結構話していましたが・・・
そしてカナダ人のカップル。 彼らは私たちの反対の様な感じで、旦那さんは英語のみ。奥さんはスペイン語を話しています。
色々と巡礼仲間が集うアルベルゲ(巡礼者用宿泊施設)は、本当に楽しいです。♪♩🎵(^^♪~~♪!!
大輔君、頭にトサカみたいなものをかぶらされて、代表してパンを持って帰る役に抜擢されちゃいましたよ。
なんだかこのコスチュームに大笑いです。
皆でパンを切り分けて、配膳をして・・・・手前の長い髪の毛の女性が、小柄で美人のチリ人です。
サラダと買ってきたパンです。
もちろんレストランではないので、大皿に盛って、それぞれに取り分けて食べる形式です。おいしそう!!。🤤。
さて、では皆で「いただきま~~す。」😊。
黙々と、寡黙に歩いてきたドイツ人のおじさんも、この日は楽しそうです。(赤い服の人)
カナダ人のカップルは、正面石積みの壁の前に居ます。
このカップルの奥さん、私たちの友達の「金ちゃん」と言う人に似ているので、私たちの間では「金ちゃん」と呼んでいましたが・・・・
シンプルなリゾットです。でも、ベジタリアン対応でおいしいですよ。
これはメインディッシュで、豚肉と鶏肉のトマト煮だそうです。ベジタリアンの人は食べられないよと言われました・・・(当たり前だねえ)
なので、食べていませんが、他のものでお腹いっぱいですからね。
最後は、誕生日を祝って、パン屋さんが特別に焼いてくれた、カステラの様なケーキです。🍰
これ、素朴でめちゃくちゃおいしい!!。おかわりしちゃった・・・・😊。
さて、ご飯の後は、瞑想の時間です。
教会の屋根裏に、こんな空間があるんですから、驚きです。Σ(・□・;)😲。
ここで一言スピーチをしなければいけません。💦
でも、みんな自分の国の言葉でいいよ・・・と言うことでしたので、私は何を皆が喋っているかは、スペイン語圏の人しかわからなかったな~~。
ということで、折角だから私はやはりスペイン語で挨拶しました。!
「目的地のサンティアゴ・デ・コンポステーラは、とても遠くて、道のりは長いです。しかし、毎日楽しく歩いて幸せです。今日は巡礼者の皆さん、そしてオスピタレーロ(アルベルゲのスタッフ)にとても感謝いたします。夕食、おいしかったです。ありがとう・・・・」。
瞑想の時間を終えると、人懐っこい美人のチリ人の彼女が寄ってきて、「すごいわすごいわ、スペイン語でスピーチするなんて」・・・と、褒められてしまった。
なんだか嬉しいな~~~。😊。だって、美人なんだもの。(笑)