海鮮料理のお店「Puerto Manabí」
2016年11月24日(木)、前日にエクアドルの首都のキトに着いた私たち。
この日から食べ歩きとキト観光の開始です。やはり首都はおいしいものが集まるスポットですからね。✊
しかし、今回の旅で、とても残念なことがありました。
実はエクアドル北部の海岸地方の料理を食べ歩きたかったのですが、なんと、私たちが旅行に出かける3か月半ほど前に、エクアドル北部の海岸地帯で大きい地震があり、海岸には津波が押し寄せ、死者まで出たという情報をキャッチしたのです。
エクアドルの海岸地帯は昔から特に治安が悪く、イギリスのガイドブック「ロンリープラネット」のエクアドル版を見ると、北の海岸地方の町「Esmeralda(エスメラルダ)」は、エクアドルで一番「dangerous」だと書いてあるほど。
なので、治安が悪いうえに津波で被害が出たということは、ますます大変なことになってるに違いないと予想し、そちらの地方の料理は首都のキトで食べようということになったのです。
本当は治安が悪くても、頑張って行きたかったんだけどなぁ~~。
ということで、この日のお昼は、その海岸地方のエスメラルダの南の「Manabí(マナビー)」地方の海鮮料理のお店、「Puerto Manabí」で頂くことにしました。
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なんか一際目立つトロピカルな外装のお店が「Puerto Manabí」です。海岸の雰囲気ですねぇ。
店内もトロピカル。
マナビ地方は海岸沿いだし、赤道直下なので熱帯ですからね。アンデス高地のキトにいると想像できない感じです。
テーブルにあったのは「薬味」。
なんだか赤くて爽やかそう。マンゴーなんかも入っていますが、少し食べてみると、結構辛い!!!。
バナナチップス(塩味で甘くない)とポップコーンのおつまみです。さすがバナナの国エクアドル。
こちらはアンデスのレモンとそれの絞り機。このアンデスのレモン、皮が薄くて酸味が強いです。
結構私は好きな酸味です。
変な格好のチューブに入っているものは・・・黄色い方はマスタード、赤い方はタマリンドソースです。
まず最初はドリンクのジュースから。これは「Quaker Manabita」、マナビ地方のクァケールだって。
なにその「クァケール」って。でもなんだかおいしい。
で材料を聞いてみました。説明が難しいらしく、お店のおばちゃんが材料を全部見せてくれました。
「クァケール」って、Quakerのオートミールのことだったのね。
他の材料が面白いです。
パイナップル(エクアドル原産です)、ニンジン、マラクヤと呼ばれる酸味と香りが濃厚なパッションフルーツ、ナランヒーヤという名前のトロピカルフルーツです。
これがその「ナランヒーヤ」。ペルーでは「ココナ」と呼んでいるフルーツです。
ココナッツのような味と酸味のある不思議なトロピカルフルーツです。
さて、やっとご飯の部です。「Arro con concha」、ホタテご飯です。
小さいホタテがたくさん入ったチャーハンのようなご飯。やはり焼きバナナが付いてくる!!。
だんだん私は焼きバナナに飽きてきたこの頃ですが・・・・。🥴(笑)
まっ、ペルーの「Arroz cubana」(焼きバナナと白ご飯と目玉焼きのプレート)よりましかな。
ご飯の米粒が大きいでしょ。これ、エクアドルの特徴です。
こちらは「Ceviche de cangrejo」、カニのセビッチェです。
昨日のベジのヤシの新芽のセビッチェと基本的に味が似ています。カニがほぐしてあるので、とても食べやすいですね、親切だなぁ。
こちらは「Cazuela de casa」、我が家のキャセロールという意味です。つまり鍋料理。しかも土鍋の料理です。
ご飯がついておいしそう!!。
食べ物がそろったところで、はいポーズ。レストランのおばちゃんに撮ってもらいました。
おばちゃん、日本人が来たととても喜んでくれました。嬉しいですねぇ~~。💛
キャセロールのアップです。魚の出汁が濃厚です。見た目カレーっぽいけれど、辛くありません。
アンデス原産のピーナッツをたっぷりとすり潰したペーストが入っているので、とても濃厚です。
お店を出るときに、レジの隣に置いてあったお菓子が気になり、買いました。「コカーダ」という名前だそうです。
コンデンスミルクとココナッツのフレークでできているお菓子でした。とても甘いなぁ~~。🥴
そしてお腹いっぱいです。
でも今回食べた料理、、ベジ化できそうな感じです。 ✊