のんびり過ごした「Isla Amantani(イスラ・アマンターニ)」(1)
2008年11月27日(木)です。
Puno(プーノ)からIsla Amantani(アマンターニ島)にやってきた私たちは、ここで少しのんびりすることにしました。(2泊泊まることにしました)
この島には、レストランがありません。
そこで、お世話になる「民宿」にお願いすることになるんです。
ですから、おいしいかそうでないかは、民宿の女将さんの腕次第と言ったところでしょうか。
おいしいと良いんだけれど・・・・
ということで、宿に到着してから少し遅めのランチをいただくことになりました。
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まるで海のように見える「チチカカ湖」。宿の近くから見た風景です。
真っ青なコメント晴れ渡った青空☀。よく耕されて管理された畑。とても素朴な風景です。
遅めのランチをいただきました。まず最初は「キヌアのスープ」です。
キヌアはアンデス原産の雑穀で、かなり標高が高いところで獲れるんです。ですから、こういう場所ではかなりポピュラーなスープと言えるでしょう。味もなかなかおいしいです。😊🤤
ちょっと期待💥!!
メインディッシュはこれでした。
茹でたじゃが芋と、自家製チーズを焼いて、レタスとトマトをつけた、シンプルな1品です。
アンデスでは、自宅で家畜を飼っていて、その家畜からミルクを搾って「自家製チーズ」を作ります。
「ミルク」を温めて、そこに「Cuajo(クアホ)」と呼ばれる「反芻動物の子供の第4胃袋」をほんの少し入れると、まるで豆腐ににがりを入れたときのように、よく固まるんです。
それに塩を入れ、布で包んで脱水し、固めたものが、この「手作りチーズ」というわけです。
なお、「第4胃袋」には、「レンネット」というミルクを固める酵素があるんです。それは、その動物(牛や羊など)の子供の時にしか在りません。
だから、そのためだけに「子牛や子羊」を堵殺するところが多いのですが、アンデスではそういうことはほとんどしないようです。
事故や病気で亡くなった「子牛や子羊」の「第4胃袋」を乾燥させて取っておくそうです。
これは近くに自生している「Muña(ムーニャ)」というハーブのお茶です。
ミントの香りに近い味で、とてもおいしく、今回の旅行ではまってしまった飲み物です。😊🤤
ランチを食べた後は、島の中を散歩しましょう。
この島は、車がありません。🚙したがって、当然ですが、「車道」もありません。だから、安心してのんびりと散歩できるんですよ。
でも、起伏に富んでいるし、標高が高い(4000m超)ので、急ぐことは出来ませんけれど・・・ね。
散歩中に、さっそくお茶として飲んだ自生している「Muña(ムーニャ)」を発見!!。
近くに自生しているなんて、本当にすごいですね。
良く耕された畑と(ジャガイモが主)海のようなチチカカ湖の湖面が美しい!!。
チチカカ湖とその向こう側(ボリビア側)に見える「Coldillera Aporobamba(アポロバンバ山脈)」です。
アポロバンバ山脈は、標高6000mを越える峰が林立する、まるでヒマラヤのような山脈です。
湖の青さに映えて、とても美しく見えました。
島の女性は歩いているときにも「糸紡ぎ」を欠かしません。織物の島ならではですね。
よく整備された起伏に富んだ石畳の道が続きます。しかし標高が高いので、ちょっと歩いてはすぐに息切れ!!。ゼエゼエと息が荒くなります。
そら豆の畑発見!!。そら豆はかなり標高の高いところでも作れるんですね。手作り感のある畑です。
山頂に近い一角に、眺めのめちゃくちゃいい「サッカースタジアム」がありました。若者がサッカーに興じています。
でも、ここは標高4000mですよ!!💥。そんなに走っても大丈夫なんですね。
本当にびっくりです。!!!\(◎o◎)/!
山頂の門です。チチカカ湖を眼下に見下ろしながら、ゆっくりと散歩すると、実に気持ちが良いですよ。ゆっくり歩くしかできないですけど。(笑)
パンを焼く釜のあるお家発見!!。ところどころにこうしたパン焼き窯を持ったお家があります。
なんだか素朴な風景にほっこりとしました。