陶芸の町「利川(イチョン)」へ向かうも大雪で・・・⛄
この記事は2024年11月26日~12月4日まで、私達がお隣の国韓国を食べ歩いた時のことを後から記事にしたものです。
2024年11月28日(木)、この日は日本の「益子」のような陶芸の町、「利川(イチョン)」を散策し、窯元を訪ねる小旅行を計画していました。
ソウルから日帰りで行けるこの町、実は私は過去に2回ほど行ったことがあります。
最近は郊外電車が開通し🚋、ソウルから乗り換えてこの町まで行くことができるようになったので、電車を使って移動しました。
高速バス🚌もあるけれど、何しろ大雪なので、途中で運航停止になりかねないと考えたからです。
画像はクリックすると拡大します
電車に乗ることおおよそ1時間、到着した「新屯陶芸村駅」。新しい駅ですが、駅の構内には売店も何もありません。
外へ出てみると、災害級の大雪が・・・⛄
ここから目指す窯元が集まる地区までは路線バスで行くつもりでしたが・・・バスも運休。
もちろんタクシーもいません。🚕
つまり、電車以外は動けないんです。途方に暮れる4人組。🥵🤢
駅前がこれじゃあねぇ・・・、後から聞いた話によると、110年ぶりの大雪ですって。⛄
陶芸村のモニュメントも、沢山の雪をかぶって何が何だかわからないオブジェになっています。
朝食食べないでやってきた私たち。ここ「イチョン」はお米がおいしくて有名な町。
そんな街のレストランで、釜飯を食べようという計画だったけれど、これではお店まで辿り着けませんねぇ。
例え辿り着いたとしても、お店が休みの可能性大です。
そこで、この陶芸村の駅の一つ先の「利川駅」の方が少し大きいので、まずはそちらまで移動して、とにかくどこでも良いからレストランを探そうと、次の電車で移動してきたけれど・・・・
駅の外には出れません。路線バスも来てはいるけれど、後輪スリップして、うまく走れない様子。
レストランはあきらめて、駅構内にある唯一のコンビニで、適当なパンを買って食べることになっちゃいました。🍞
「利川」はどこへも出られないので、諦めて引き返します。
電車の分岐点の「板橋(パンギョ)」まで戻り、駅の外に出てみると・・・こちらも大雪。
でもね、外に出た途端に目についたのが、この「鯛焼き屋さん」。
へぇ~~、韓国にも鯛焼きがあるんだぁ~~~。と感心しちゃって、さっそく買い食いです。🤣
お腹すいたもんね、支配人さん。鯛焼きを手に持って嬉しそう❣💥。みんなで分け合って食べました。
日本のものに比べると、少し小ぶりで、しかも餡子の他に薄いお餅が入っていました。
大雪の「板橋(パンギョ)」の駅前を支配人が転ばないように、一生懸命私がサポートしながら歩くの図。かよさんが撮影してくれました。
この「パンギョ駅」からそう遠くない所に、タンボ・ロッジでも使っている白磁の食器の窯元があるんです。
「利川(イチョン)」の窯元巡りができなかったので、そこにはぜひ行きたいと考えた私。
何とか駅前で捕まえたタクシーで、窯元にやってきました。
窯元は「文陶房」といいます。
駅からタクシーでおおよそ15分、大通りから枝道に入り、雪をかき分け到着した目的の「文陶房」。
陶房の目の前にあるレストランでランチを食べようと思ったけれど、雪で従業員が来られないから臨時休業だって断られてしまう私たち。
しかし、神の救いか、こちらの「文陶房」は開いていたんです。
お店でコーヒーを入れてもらってほっとする私たち。
一息ついたら品定めをして、食器を買いましょうね。🍚
あるある、タンボ・ロッジで愛用の白磁の食器たち。たくさん買っちゃいそうな予感が・・・・。🥴
実は私たち、2017年の韓国旅行の際に、この「文陶房」に立ち寄って、たくさん食器を買っていたのです。
その際に、作家の「文柄植(ムンビョンシク)さん」とお会いしていたんです。(この写真はその2017年の時のものです)
若手の作家さんですが、いまや日本やヨーロッパ、アメリカやアジア諸国で展示会やワークショップを開催するまでに成長されています。
嬉しいですね。
これだけ沢山食器を買っちゃったもんね。これを機内持ち込みの荷物として持って帰りましたよ~~。(この写真は持ち帰ってタンボ・ロッジで撮りました。)
さて、楽しい買い物の後は、どうやって駅まで行くかですが・・・・
お店でタクシーを呼んでもらいましたが、この大雪でタクシーが来てくれません。
仕方なく約600mの雪道を、支配人が転ばないように細心の注意を払いながら、そしてたくさん買った大事な食器を運びながら、じっくりと慎重に大通りまで歩きました。
タクシーは捕まえられないので(走っていない)大通りのバス停から路線バスで地下鉄の駅まで戻りました。
支配人を支えながら大荷物を持って、私はヘロヘロです。😭🥵😡😫