初夏の花が共演の尾瀬国立公園「田代山」に登る

２０２４年６月１４日（金）は、とても良く晴れた日。
そこで毎年私たちが登っている、タンボ・ロッジから近い尾瀬国立公園の「田代山」に登ってきました。
この時期の田代山は、一番花の多い時期。高山植物の可愛い花たちを楽しみながらの登山は最高です。♪♩🎵(^^♪～～♪！！
花の写真を中心に紹介しましょう。

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タンボ・ロッジから近くにあるため、意外と寝坊しても登れるのがこの「田代山」です。🤪😙🥰
この日はタンボ・ロッジを朝の７時半過ぎに出発、登山開始は午前９時ころです。
さっそくの急登を汗をかきつつ登ります。💦💦

登り始めてすぐに、高山植物が登場です。これは、「オオバミゾホオズキ」と言う名前の可愛い黄色い小さな花です。

こちらは「ズダヤクシュ」。園芸用にも使われている、ポピュラーな花です。

こちらも登山口に近い沢筋に咲く「ラショウモンカズラ」。

次第に高度を上げていくと、「オククルマムグラ」という小さな花が登場します。
まだ蕾でした。

「ゴゼンタチバナ」の群生地発見。暗い林床に日が差した場所で撮影。📷この花は、山頂近くまでくまなく咲いていました。

道端に可憐に咲く「マイヅルソウ」。

貴重な花を発見💡💡❣💥。これはなんと❣💥「絶滅危惧種」の「イチヨウラン」（一葉欄）です。
田代山に何回も登っているけれど、見たのは２回目です。
足元にひっそりと咲いているために、いつも見落としていたのかもしれませんね。

だいぶ登ってきました。
きつい登りのオアシス、小さな湿原の「小田代湿原」に到着です。ここでちょっいとお煎餅タイム！！。🍘。
それにしても高山植物、たくさん咲いていました。🌸

木道のすぐわきに咲いていた、青と白の「タテヤマリンドウ」。２色あるのが不思議ですが、青が圧倒的に多いです。

木道脇にある「ワタスゲ」の穂。柔らかくて高級な木綿の様。

小田代湿原に咲く「イワカガミ」「ヒメシャクナゲ」。

山頂が近付くと、日光連山が見えてきました。男体山の所に少し雲がかかっています。🏔

「オオカメノキ」の花。何故か登山口近くのものはまだ蕾だったのに、山頂が近付くところにあるものが満開でした。

「ムラサキヤシオ」（別名ミヤマツツジ）が散りかけだけれど、まだ咲いています。

登山口から登ること、おおよそ２時間４０分、山頂湿原の到着しました。（本来は２時間くらいだけれど、おやつタイムと撮影タイムが長いので、時間がかかっちゃいました。🤪）
向かい側の「会津駒ケ岳」にはまだまだ雪が残っているけれど、例年よりも少ない感じです。⛄

ちょうど時間はお昼頃、ではいつものようにさっそく「ベジラーメン」をいただきましょう。🍜🍜🍜タンボ軟弱登山隊の習慣ですからね。
いつものように食べ物を前にうれしそうな支配人の図🤣😋(^_-)-☆🤤😅

ランチを終え、山頂の湿原を一周します。ワタスゲの散歩道は、とても気持ち良いです。♪♩🎵(^^♪～～♪！！

ふと湿原に目をやると、小さな「オノエラン」が咲いています。

「チングルマ」と「ヒメシャクナゲ」。

良く湿原を見てみると、食虫植物の「モウセンゴケ」が花をつけていました。

山頂付近に咲く「アズマシャクナゲ」

山頂から少し「帝釈山」方面に下ると、絶滅危惧種と言われている「オサバグサ」の群落があるので、それを見に行きました。
これはその途中に咲いていた「ミツバオウレン」の花。

今年もまた見ることができた「オサバグサ」。林の中に楚々と咲いています。

すごい密度で咲いている「チングルマ」。ところどころに青い「タテヤマリンドウ」が咲いているところがご愛敬ですね。

こちらはその「チングルマ」のつぼみ。

そして下山開始、こちらは下山途中で見た「オオバスノキ」。

樹の下の暗いところにひっそりと出ている「ギンリョウソウ」。幽玄な雰囲気を醸し出しています。
この草は、「枯葉」の栄養分を使って育つため、「光合成」して栄養を作る必要がないので、白いそうです~~。
タンボ・ロッジの敷地の川べりの所にも、時々顔を出してくれます。

汗をかいた登山の後の楽しみがこちら、下山後は麓にある「湯の花温泉湯端の湯」でひと汗流して帰りましょう。
そしてただいま絶賛筋肉痛の私です。🤪😜🤣