2013-12-14

伝統菓子のお店「Caelum」

2013年12月14日(土)、晴れ☀。このところ、お天気続きでとてもありがたいです。
私達の帰国2日前のこの日は、バルセロナでめちゃ食べ歩きの一日になりました。
だって、帰る前だもんね。最後に、悔いが残らないように食べなくっちゃ!!。🤪
というわけで、まず午前中に、スペイン各地の修道院の伝統菓子を集めた、イートインができるお店、「Caelum(カエルン)」へ、そのケーキを食べて、お茶するために、行ってみました。(朝食の替わりです)

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伝統菓子のお店「Caelum」クリスマスの飾りものを売る市が出ています。バルセロナのカテドラルの前は、本当に賑やか。
そこを通りぬけ、伝統菓子のお店「Caelum(カエルン)」を目指します。

伝統菓子のお店「Caelum」旧市街の細い路地の角に、そのお店はありました。このお店「カエルン」で伝統菓子が「買えるんですか?」。なんちゃって・・・🤪(^O^)

伝統菓子のお店「Caelum」おっ!!「鯛焼き」!!。これは本当にスペイン版の「鯛焼き」だなぁ~~~。
原材料は「アーモンド」「砂糖」「卵」。しかも「Pez de yema」(卵黄の魚)と書いてある。🐡🐡

伝統菓子のお店「Caelum」さて、店内のカフェで私達は2種類の「修道院の伝統菓子」をいただきました。
こちらは「フルーツバー」みたいな重たいケーキ。ナッツ類も入っています。
でも、「激甘」ではないですよ。スペインのケーキはやや甘めと言う位ですので、安心です。

伝統菓子のお店「Caelum」こちらは「アップルパイ」の様な伝統菓子。
スポンジ系ですが、生地が重たく、ずっしりした感じです。りんごの煮たものが中に入っていて、結構おいしい。🤗

伝統菓子のお店「Caelum」ケーキだけではきついので、コーヒーもいただきました。

伝統菓子のお店「Caelum」狭いけれど、賑わう店内。土曜日ですからね、家族連れやグループがたくさん来ていました。

伝統菓子のお店「Caelum」店のウィンドウには、伝統菓子がずらりと並んでいます。全部一口ずつ食べてみたい!!!。🤪
さすがにそれはできないし、重たい系のケーキ🍰なので、これ以上食べられないのでここで打ち止めです。
また機会があったら、食べてみたいな~~~。🤗

ところで、スペインの修道院の伝統菓子がなぜそこまで重たいか❓、というのには、理由があります。
それは「ラード」をたくさん使うから。
その理由がちょっと恐ろしい!!。😱😱。
スペインは長い間、、北の巡礼路の辺り以外は、アフリカから来たイスラム勢力に占領されていました。
それを「Reconquista(レコンキスタ)」と呼ばれる国土再征服運動により、イスラム教徒から国土を奪回したのが、1492年。
有名なグラナダのアルハンブラ宮殿の陥落で、終結しました。詳しくは「こちら」を見てね。
でも、隠れイスラム教徒がまだたくさんいたので、教会はその人たちを炙り出すために、「ラード」を使ったお菓子を修道院でたくさん作り、人々に食べさせたのです。
「ラード」は元は「豚肉」です。豚肉はイスラム教徒の禁忌食品ですからね。
食べられない人は隠れイスラム教徒として、磔や火炙りにされたそうです。
まるで日本のキリスト教弾圧の「踏み絵」みたいな歴史ですね。お~~恐ろしい!!。😱😱😱。

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