トウモロコシのどぶろく、一気飲み(笑)
2008年12月 2日(火)、朝早めにクスコの市場に出かけた私たち。
この日は市場探訪の後、ローカルバスに乗ってクスコ近郊の村「Pisac(ピサック)」に出かけました。
この日は火曜日、「火曜市」が立つ日だからです。
画像はクリックすると拡大します
賑わうピサックの市。火曜日は食料品の市が中心で、もちろん観光客向けのお土産物の市も一緒に開催されています。
こちらお土産物コーナーの露店。焼き物なんかは、Cuscoとは全く離れたペルー北部の町「Churcanas(チュルカナス)」の陶器なんかまでおいてあるじゃないですかぁ~~。(手前のテーブルに乗っている物がそうです)(笑)
一緒に行った友人のYさんは、屋台の食べ物にチャレンジ!!。
「Rocoto relleno(ロコト・レジェーノ)」という、パプリカっぽい少し辛い物の詰め物と、「Papa a la Huancayna(パパ・ア・ラ・ワンカイーナ)」というジャガイモのソースかけ、それにパスタのコンビネーションプレートを頼みました。
私たちはちょっと高地なので、そこまでは・・・と、はやる気持ちを抑えて、我慢です。(笑)
市で売っていた、サクランボの「Capuli(カプリ)」を買いました。黒っぽく少し熟したところが甘くておいしい!!。
少し渋みがありますが、香りは日本のサクランボの非ではない良い香りがします。
これが私たちのランチになっちゃいました。(笑)
ひと通り、市を回り、買い物もして、アンデス名物のトウモロコシのどぶろく「チチャ・デ・ホーラ(Chicha de jora)」を売るお店を見つけました。
こんな感じで、棒の先に赤い玉が付いています。これが「チチャ、売ります」の印です。
昼間なんですが、さっそく飲んじゃおうかな~~
「酒豪のYさんはもちろん即答でOKでしたけどね。(笑)
おおお~~~💥良い具合にぶくぶくと発酵していますね。これはいいぞ~~!(^^)!。
これは「どぶろく」だから、作り手によって味が違います。
当然おいしいものとまずいものがあり、まずいものだと飲み切るのにかなりの苦痛が強いられます。(笑)
今まで時々その苦痛を味わったわたくし。でもこれはおいしそうですねぇ。♪♬🎵♩(^^♪~~(^^♪!!
お店の娘さんがどぶろくを注いでくれました。1杯、なんと50センチーモス(1ソーレスの半分で、約17円)の安さ
しかもこんなに大きなコップに注いでくれるんです。!!
しかし、度数は低めで、5%のビールよりも少ない感じですよ~~🍺。
とか何とか言っていながら、一気に飲む私・・・・・支配人の「白い目」が気になっちゃいますねえ。😊(笑)
どぶろく屋さんの店内です。テレビを見ながら、「苺味」のどぶろくを飲む他のお客さん。
苺味のほうが人気があるみたいですが、どうも私は「プレーン」のほうが好みですけど~~。(笑)
こちらのお客様も「イチゴ味」を飲んでいますねぇ~~。(笑)
このどぶろく、アンデスの伝統的なもので、お祭りや普段の生活には欠かすことが出来まっせん。
作り方はいたって簡単です。
まず「トウモロコシの種」を水に数日漬けて、発芽させるんです。
その「モヤシ」状態になったものを、さっと石臼ですりつぶします。
そして「麦芽糖」ができてやや甘くなったところで、「酵母」を入れてやると、さらに甘くなりながら、少しずつぶくぶくと発酵してきます。
そして出来上がり。
アルコール度数は、ビールより少ないくらいでしょうか。
飲んだ感じ、3~4%といった感じがしました。
のどを潤す飲み物として、アンデス中で好まれている「チチャ・デ・ホーラ(Chicha de jora)」。
少し酸味がある「微炭酸」のおいしいドリンクですよ。ねっ❣!支配人さん。(笑)