葡萄の蒸留酒を求めてペルー最古の醸造所へ
2023年12月14日(木) 晴れ ☀☀、砂漠のオアシスの「Huacachina(ワカチーナ)」で思い切り楽しんだ翌日、この日と翌日は、この地域特産の葡萄の蒸留酒「Pisco(ピスコ)」の醸造所巡りをしました。🍶
「Pisco」は「原産地呼称制」により、「Pisco」と名乗るには、以下のことを守らないといけないそうです。
①ペルーの首都Limaから南の海岸地帯の5 つの州のうちの どれか1つで製造されている必要がある。
②このお酒の原料の葡萄は、伝統的な8品種以外使ってはいけない。
③銅製のポットスチルで単式蒸留しなければいけない。
④醸造にあたっては、水を一滴でも入れてはいけないことはおろか、着色料、香料、添加物(水を含む)は使用できない。
④蒸留し、熟成させるのに「木の樽」を使わず、非反応性容器内で静置する必要がある。
等と厳しく決められています。
その中でも、ペルーで一番古いといわれている、創業1684年の「Bodega(ボデーガ)」(醸造所)がこの地域にあるので、まずはそこを訪ねてみました。
この醸造所は、土作りからこだわり、化学肥料や農薬は使わないそうです。
醸造所の名前は、「Caraved(カラベド)」という名前です。
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砂漠のオアシスの「Huacachina(ワカチーナ)」の泊まったホテルで朝食を食べ、まずは醸造所まで移動するにはローカルバスではとても行きにくいので、タクシーで行くことにしました。🚕
最初の醸造所から他の醸造所までの足もないことから、タクシーの運転手さんと交渉して、半日タクシーを借り切ることに。
まずはペルー最古の醸造所の「Caraved」を目指します。
何とも長閑な葡萄畑の中に点在する集落をいくつも通り、タクシーはCaravedを目指します。🚕
タクシーに乗ることおおよそ40分🚕、「Caraved」に到着しました。ここは何と❣💥、1684年創業、2023年の今から見ると、339年も前の時代です。
日本では江戸時代の前期にあたります。すごいですね。😱
こちらの「Bodega」は、リゾートホテルまで経営しています。そのホテルの建物が見えています。🏩
すごく立派だなぁ~~。
この醸造所の見学をしたくて、まずは受付へ行ってみました。
ここはその受付へのエントランス。🍇葡萄の絵が壁一面に描いてありました。
見学ツアーは開始時間が決められていて、一日3回のみだそうです。
この時は午前10時、次のツアーは午後1時からだそうで、ええ~~、まだ3時間もあるじゃん!!。
そんなにタクシーを待たせられないよぉ~~~🚕ねぇ。
ということで、この葡萄の土づくりからこだわっている醸造所のピスコを買うだけになっちゃいました。
次回は見学ツアーの時間に合わせてこなくっちゃね。🤢🥵😭
ショップには、ずらりと並んだこの醸造所のお酒が置いてあります。すごく種類あるんですね。それぞれ少しづつ買いたいけれど・・・どれにしようか悩みます。🥴
こちらは「Mosto verde(モスト・ヴェルデ)」という、🍇葡萄果汁の発酵工程の途中から蒸留を行う製法で、ブドウ本来が持つ糖分の全てをアルコールへ変換させることなく製造する手法だそうです。750mlのボトル1本あたり8.62kgのブドウが使用され、贅沢で濃厚なフレーバーをもたらすそうです。
こちらもその「Mosto verde」のピスコたち。ボトルが可愛いですね。
どうせ日本に持ち帰るならば、こちらの高級醸造バージョンが良いです。持ち帰る手間は同じだし、免税範囲を超えた時の税金も同じだしね。
こちらは750mlのハーフボトル。瓶がかわいいので、たくさん買っちゃおっと。🤣🤪😅
後の黒い箱は、750ml入りの通常の瓶です。
では会計をしましょう。
実はこのピスコ、事前に首都Limaで私たちが滞在している宿の近くのショッピングセンターで、色々と見て回った時に、750mlの瓶が置いてあるお店を見つけました。
もちろん値段も調べておきました。
だって値段が変わらないなら、Limaで買った方が、ここから持ち帰らなくても済むので、楽ちんだもんね。☆彡°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
で、値段もほとんど変わらなかったので、Limaで売っていないサイズのものを、色々と買い求めました。
それでも結構な量になってしまったなぁ~~。🤪😅🤢、でも頑張って持ち帰ります。✊
お店を出て外に行くと、ブドウの実がたわわに生っていました。つまみ食いしたかったけれど、まだ熟していないそうです。
収穫時期は3月くらいですって。