振り替え輸送でサンセバスティアンへ
2013年10月31日(木)、晴れ☀。
前の日の「救急車騒ぎ」からたった1日で奇跡的に回復した私と、「San Sebastián(サンセバスティアン)」食べ歩きに行くメンバー(全員で4名)は、ストライキで運休になった朝7:30発の振り替え列車(15:30発)に乗るべく、バルセロナのターミナル駅、サンツ駅へと向かいました。
サンツ駅の乗り場には、15:30の列車に乗る人たちの長蛇の列が既にできていました。
どうやら、事前にストライキを察知して、その振り替え列車🚋のチケットに交換した人がたくさんいるみたいです。
並んでは見たものの、結局は乗れずじまい!!!!。😱
列車の発車時刻を過ぎたころ、係の人がそれぞれ残った人のチケットと人数を確認し始めました。
いったいどうなることやら!!!。
サンセバスティアンにこの日中に行けないと困るんですけどねぇ。
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さて、人数(20人くらい)を確認した後、私達は代替えの列車🚋に案内されました。
まずはこの列車に乗り、サンセバスティアンまでの途中の町、「Zaragoza(ザラゴサ)」まで、スペインが誇る「新幹線」🚅(AVE)で移動し、そこから代替えバス🚌にてサンセバスティアンまで行くという説明がありました。
Zaragozaは、バルセロナからサンセバスティアンまでの真ん中より少しサンセバスティアンへ行ったあたりにあります。
15:30発の列車は、なんと「新幹線」と「在来線(レールの幅が違う)」を行ったり来たりできる特殊構造の列車なんです。
レールの幅を変える自動装置を、ゆっくりと通過することにより、車輪の幅を変えることができるんです。
その代わり、新幹線の区間を走るときは、新幹線専用車両のようなスピードは出せません。
時速200Km位です。
それに比べて、新幹線(AVEと言います。)は300Km出せるんです。
そして、この代替えの新幹線は早い方なので、なんと、途中で先に出発したサンセバスティアン行きを追い抜いてしまうというマジックがあったんですよ!!。😱
写真はサンツ駅でどうなるんだろうかと不安そうに列に並ぶ私達「食い倒れ旅行」のメンバーたち。
でも、座席確保にほっと一息。スペインの最新の新幹線🚅に乗れるぞっ!!と喜ぶメンバーたち(笑)
途中駅のZaragoza までは2時間ちょっとで着きました。
さて、ここでバス🚌乗り換えです。
係の人からはぐれると、サンセバスティアンまで行けなくなるので、一生けん命後をついて行きます。
でも、みんななんだかほっとして、笑顔が戻って来ましたよ。🤗
このバスに乗ります。結構きれいなバスですね。°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°✨
ついにサンセバスティアン駅に到着です。
列車の時間よりもわずか15分遅れで到着しましたよ。やるなぁ、スペイン国鉄も。(笑)
やはり「新幹線」の威力は大きいですね。
駅を出て、綺麗な古い橋を渡り、予約してある宿に急ぎます。
私たち2人はこの後「巡礼の旅」に出るので、荷物が大きいですが、皆は4泊5日なので、荷物が小さい!!。
良いな~~~。😪
でも、バルセロナに帰るときに、巡礼に不要な荷物を持って帰ってもらえそうなので、うれしいです。🤗