2012-11-03

巡礼の前に

2012年11月3日(土)の午後に、カミーノ・デ・サンティアゴ(北スペインの巡礼路)の起点、フランスとスペインの国境地帯の街「サン・ジャン・ピエ・ド・ポル」に着いた私たち。
いよいよ翌日に巡礼が始まります。✊

まずこの巡礼に際して、自分で決めたことが2つあります。

★その1・・・すべてのことを受け入れること。

これは、たとえば、巡礼の道は、都会ばかりを通るわけではなく、相当な田舎も通ります。
そこで、食べるものも限られてくるので、出されたものはすべて受け入れるということです。
私たちはベジタリアンですが、それは別にアレルギーがあり、肉や魚を食べると体がおかしくなったりするというわけではなく、まあ言ってみれば、選択肢のある場合の趣味みたいなものだと思っています。
田舎の食堂で、肉や魚しかメインディッシュがない場合、それを食べるしかないではないですか!。❣💥。
だって、巡礼は一日に大体20Km前後は歩きますから、相当体力を使います。
毎日パンとコーヒーだけで過ごすことは到底できませんからね。

★その2・・・すべてのことは、自分から出ていると言うこと。そしてその責任も自分にあるということ。

他人のせいなどと言うことは、巡礼ではあり得ません。(巡礼じゃなくとも、人生の中ですべてはそうなんですけれど・・・)
たとえば、夕方遅くなってアルベルゲ(巡礼者用宿泊施設)に着いたとしましょう。
遅くなったのは、自分の足が遅かったからで、電車やバスにの乗るのではないので、「電車が遅れた」とかの言い訳は通用しませんからね。
そして、道に迷ったりしても、それは自分がついうっかりしていて、案内板や標識を見落としたからで、決してそれらが見にくいせいではありません。
だって、みんなが同じ道を通るんですもの。
そして道に迷ったことも、何か必要なことだと受け入れることが肝心だと考えました。

そういう心づもりで、巡礼はスタートします。💨
さてさて、巡礼の結末はどうなるでしょうか??。
お楽しみに~~~。♪♩🎵(^^♪~~♪!!

巡礼の前に画像はクリックすると拡大します

写真は巡礼路の最終地点にある、大西洋を望むスペインの最西端の岬「Fisterra」(フステーラ)にある、「巡礼路0km地点の標識」。
目指す場所が此処です。

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