花咲く田代山へ登る
今日は、梅雨の合間の貴重な晴れの予報が出ている日。
そこで今花が盛りだと思われる、タンボ・ロッジからほど近い「尾瀬国立公園」の「田代山」へ登ってきました。
天気は快晴ではなく、霧がかかったり晴れたり曇ったりと、山特有の変わりやすい天気でしたが、雨には当たらず、とても気持ち良い山登りができました。
しかも花はめちゃたくさんの種類が咲いていましたよ~~。
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午前9時を少し回った頃、登山開始です。
何しろタンボ・ロッジから登山口まで車でおおよそ50分くらいでいけるので、朝寝坊しても登れる貴重な山です。(笑)
登り始めてすぐに、高山植物登場です。
これは、「オオバミゾホオズキ」と言う名前の可愛い黄色い小さな花です。
木漏れ日がさす登山道の急坂を上っていきます。息が切れる登りが連続します。
だいぶ登ってきました。山の木々の緑がまだ「新緑」なのに驚きましたよ~~。!!!
4分の3ほど登ったあたりの「小田代」と言う湿原に近付くと、淡いピンクの可愛い「アズマシャクナゲ」が咲いていました。
「小田代湿原」に差し掛かると、「イワカガミ」「タテヤマリンドウ」「ミツバオオレン」などが、競うように咲いています。
「小田代湿原」に到着です。登り一辺倒のコースの中のオアシスのようです。
標識の上の山肌に、少し雪がまだ残っているのが見えました。
さて、残り4分の一を頑張って登りましょう。
小田代湿原に咲く「ヒメシャクナゲ」。めちゃくちゃ小さくても、多年草で、葉は大きいシャクナゲそっくりです。
小田代湿原に咲く「イワカガミ」「ヒメシャクナゲ」「チングルマ」。
田代山山頂の湿原に到着しました。
少し霞んではいますが、目の前に大きく「会津駒ケ岳」がかなりの残雪を抱いて見えています。
此処から先は、ご褒美のような天上の楽園のお散歩です。
田代山山頂に到着しました。ガッツポーズの支配人。標高差約500mを登ってきましたからね。
もう時間はお昼、お腹すいたし、ランチタイムです。
もちろん頂上でのランチはいつの様に「ベジラーメン」タンボ軟弱登山隊の鉄則ですからねぇ。(笑)
湿原の中で食べるベジラーメンは、インスタントとはいえ、格別においしいです。
おいしいランチを終わり、頂上湿原のお散歩です・・・が、霧が深くなってきました。
雲の中を歩いているように感じます。
「イワカガミ」「タテヤマリンドウ」「ヒメシャクナゲ」などが咲き競う湿原。
弘法大師小屋と言う避難小屋から、帝釈山方面に少し下ると、「オサバグサ」が咲いています。
この時期に咲くオサバグサ。全国でも珍しく群落をなして咲くオサバグサが見られます。
小屋に戻ると、「ショウジョウバカマ」の花がたくさん咲いていました。(ちょっとアップにしすぎですね、本当はかなり小さいです)
湿原をぐるっと回り、下山します。
木道の道すがら、「チングルマ」の群落がみられます。
登山口に戻ってくる手前で、「ラショウモンカズラ」の花が、「お帰りなさい」と声をかけてくれているようでした。
下山後の楽しみな、なんといっても「温泉」♨。
いつも行っている、タンボ・ロッジから車で15分ほどの所にある、源泉かけ流しの無人温泉の「湯の花温泉弘法の湯」に入りましょうね。
温泉は誰も入っていませんでした。
ちょっと熱めだけれど、ゆったりと浸かって、この日の汗を流し、筋肉痛にならないように、筋肉をほぐしておきましょう。