クオーレ・デルソルの「クリスマス・ディナー2021」
昨日は那須にあるヴィーガン・イタリアンレストラン「森の中のお野菜レストラン クオーレ デルソル」さんで、この時期ならではの「クリスマス・ディナー」をいただきました。
全てがおいしくて、本当に色々と工夫されていて、感心しきりでした。
こんなディナーに行けて、とてもうれしいです。ごちそうさまでした。
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本日のメニューです。何せフルコースですからね、メインディッシュが2種類もあるし、前菜の数も多くてうれしいです。♪♩🎵(^^♪~~♪!!
いつもはメニューが書いてある黒板も、クリスマス仕様。かわいいです。
でもね、イタリアン・ヴィーガン・レストランだからね、英語ではなく、イタリア語で「Buon Natale」と書いてあると楽しかったなぁ~~🤣。
では最初のウェルカムドリンクで乾杯しましょうね。🥂オーガニックのノンアルコール・スパークリングワインです。
前菜の一皿目が登場。左が「スモークサーモンもどきのチーズタルト」。右が「八幡平マッシュルームのカルパッチョ」です。
「チーズタルト」といってもヴィーガン仕様ですからね、乳製品不使用ですが、もうそれを感じさせない出来にびっくり。
スモークサーモンも、人参のスライスをそれっぽく作っていて、おいしいです。
マッシュルームのカルパッチョは、先日シェフの滝口さんと一緒に東京に食べに行った折に、味わったものをアレンジして再現、こちらもおいしくできていました。
前菜2皿目がこちら、「バーニャ・カウダ、自然栽培野菜と共に」です。
本来は温かい料理ですが、自家製ヴィーガン仕様の「アンチョビもどきソース」に付けていただく、おいしい自然農法野菜にびっくり。
このソースも、めちゃくちゃ良い出来に驚きました。
前菜3皿目がこちらです。
左から右へ、「アサクラレンズ豆と豚肉もどきのトマト煮」⇒「古代小麦のシャンピニオン、八幡平のマッシュルームのグラタンと共に」⇒「里山蓮根のステーキ、バルサミコソース」です。
どれもおいしくいただきました。
前菜3皿目の真ん中のグラタン、古代小麦で作った、まるでフランスパンのようなカリカリパンを、マッシュルーム型にしていて、お洒落。中をくりぬいて、グラタンが入っています。
サラダの部です。ヴェリーヌ型に入った縦長のサラダ、下から上へ、「紫キャベツ、自家製マスタード和え」⇒「切り干し大根&みかん」⇒「アスパラ菜とかき菜のベジマヨネーズ和え」⇒「キヌアと赤大根のマリネ」⇒「春菊とイチゴのバルサミコ和え」となっています。
かなり手が込んでいますね。
たくさん冬野菜を食べられて、うれしいです。
スープは、「ごぼうのポタージュ」です。この時期牛蒡がおいしいですからね。味濃厚!!。
第1のメインディッシュは、「ブロッコリーのカネロニ」。
カネロニ(Cannelloni)はイタリア語で「大きな葦」を意味する円筒形のパスタの一種で、中に色々と詰めて、ソースをかけていただく料理です。
日本での「春巻き」に近い感じです。
そのカネロニも自家製、カリカリでおいしいです。
「カネロニ」の中には、ブロッコリーをはじめ、いろいろなものが詰め込まれていました。
第2のメインディッシュの前の「口休め」は、「梅酢のソーダー」です。
第2のメインディッシュは、お肉を彷彿させる、「雑穀ハンバーグ」。
ベースとして下に敷かれているのは、「ルタバガ」。日本では、西洋カブという認識ですが、「蕪+人参+大根」のような味と食感です。
どうやらスウェーデン原産のようですね。
ソースは「自家製ドゥミグラスソース」、付け合わせの野菜も自家製のピクルスです。
デザートの部です。「ベリーベリームースの米粉のケーキ」です。
ラズベリーとストロベリー、2種類のベリーのムースケーキ。手が込んでいますね。とてもおいしくいただきました。
そして「お茶請けのお菓子」として出てきたものがこちら、「ベラベッカ」。こちらはフランスで、クリスマスの時に食べるケーキだそうです。
そういえば、クリスマスのケーキとしては、ドイツの「シュトレン」、イタリアの「パネトーネ」が有名ですが、フランスにもあるんですね。
だけれど、お酒に漬けたドライフルーツやナッツがたっぷりで、すごいリッチなケーキです。
「トゥロン」というスペインの「ヌガー」のようなお菓子と似ています。「トゥロン」もクリスマスに食べるケーキですから。
最後の〆は、コーヒーをいただきました。
もうお腹いっぱい❣💥。創意と工夫と手間を惜しまないコース料理に感激です。また来年のクリスマスディナーにも行かなくっちゃね。🤣🤤。