タンボ・ロッジ式米飴の作り方(5)、マニアック編ー3
* 自然食&穀物菜食の宿『タンボ・ロッジ』で好評な『手作り水飴』。このページでは、大麦や小麦を発芽させるのではなく、なんと❣💥糖化酵素を持った「大根」を使った飴作りを紹介しましょう。ここまでくると、かなりマニアックです。(笑)
※注:レシピの転用・掲載などの二次利用は固くお断りしております。
レシピの質問等につきましては、タンボ・ロッジにお泊りに来られた時にのみ、お答えをしております。
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タンボ・ロッジ式米飴の作り方、ついにマニアック編が(2)までいきました。(笑)
今回はさらにバージョンアップ!!。小麦や大麦など、「糖化酵素」をたくさん持った「麦系」のものを使わずに、なんと!!アミラーゼ、またはジアスターゼと呼ばれる糖化酵素をたくさん持っている「大根」を使って挑戦します。
使う材料は、お米(白米)2合と大根2分の1本だけです。
作り方は、今までの「米飴」とはだいぶ違います。それだけマニアックということですねぇ。😊。
画像はクリックすると拡大します
まずは地道に大根をおろします。つまり、大量の大根おろしを作るということです。(笑)
おろした大根を、さらしの布などに入れて濾します。最後はぎゅ~~💥と搾りましょうね。
お米2合を炊き、炊き上がったら水を入れて60℃前後に冷やしたところへ、絞っておいた大根おろしの汁を入れて、60℃を保つように一晩~20時間くらい保温します。
保温が終わり、「糖化」された状態のものがこちらの写真です。なんだかただのお粥みたいですが、かなり甘くなっています。
その甘くなったお粥を、布の袋に入れて絞ります。絞りにくいので、少しずつ力を入れながら、のんびりと搾りましょう。
それを写真のように「アク」を取り除きながら煮詰めていきます。
さあ、出来上がりましたよ~~。
麦芽を使って作った米飴のようにはなめらかではなく、かなりドロドロした感じに出来上がります。
色は綺麗なんですが、味はというと・・めちゃくちゃ大根臭いです。うわっ!!❣💥。
これでは「スイーツ」などに使えませんよ~~。主に料理用として、または「趣向品」として舐める・・・というような用途に限定されてしまいますね。
でもおいしいですよ~~。😊。