本格手作りコチュジャンのワークショップ(1)
2023年5月23日(火)~24日(水)にかけては、タンボ・ロッジで初開催の「本格手作りコチュジャンのワークショップ」の日でした。
今回は2015年に私が韓国で習ってきた、本格的なすべて手作りのコチュジャンの作り方を伝授する初の試みです。
材料は全てオーガニックのものにこだわり、手間暇かけて作ったものをふんだんに使いました。
画像はクリックすると拡大します
ワークショップ初日にやることはたった一つ。😱(^_-)-☆😝。オーガニックの麦芽にお湯を入れて糖化させることを寝る前にやるだけです。
糖化には3~4時間かかる仕事だけれど、寝ている間にそれができちゃうからね。(笑)
この写真は、翌朝に糖化されている麦芽水を濾す前のものです。
2日目のワークショップが勝負どころ。こだわってそろえた材料を、一気に混ぜて完成です。
まずは一晩糖化させ、濾して作った「麦芽液」が冷えているうちに、オーガニックのもち米をタンボ・ロッジで自家製粉した「もち米粉」を入れ、火にかけて半分くらいまで煮詰めます。
後は用意した材料を、次々に入れて、混ぜていくだけです。
何しろ量が多いので、泡立て器で手でやるにはしんどいので、ハンドミキサーでやりました。
写真はパプリカパウダーを混ぜているところです。
韓国産のコチュジャン用のオーガニック唐辛子が日本では手に入らないので、オーガニックのパプリカパウダーと、オーガニックの唐辛子パウダーを同じ辛さになるような配合で混ぜて使いました。
少し前に作っておいた、大量の自家製米飴も入れていきます。かなり本格的ですねぇ。
最後の仕上げに、保存性を高めるために、25度以上の焼酎を入れます。
今回は、国産自然農法のお米のみを材料にした、沖縄の「うでいさんの酒」という名前の泡盛を贅沢に使いました。
よく混ぜて、完成した本格コチュジャンを、参加者で山分けします。(もちろん材料費はいただきました🤣)
後はしばらくお味噌の様に熟成させ、夏を越えたころにはおいしくなっていると思います。
全てが終わり、ちょうどお昼ご飯の時間となりました。そこで、支配人が作った賄ランチをいただきます。
今回はコチュジャンのワークショップだったので、タンボ・ロッジ初の「ヴィーガン・ビビンバ」をお出ししました。
挽肉替わりには「高黍」を、錦糸卵も「もどき」で「ひよこ豆粉」から作りました。
真ん中に乗っているものが手作りコチュジャン。
ただし、作り立てではなく、熟成された、昨年作ったコチュジャンです。
今回の初の試み、楽しくできました。参加してくださった皆様、ありがとうございます。