持ち回りの食の研修会14回目は「Café Cuore Del Sol」
2019年 3月13日(水)は、栃木県北部と福島県南部のベジ&自然食系のプロフェッショナルによる研修会の日でした。
この研修会は、地域限定で同業者が集まり、持ち回りで自分の得意とする料理を頑張って作り、メンバーに披露する、研修と情報交換を兼ねた、懇親会みたいなものです。
食べる側はとても楽しい!!。(笑)
作る側は大変だけど、頑張り甲斐がある、とても有意義な会です。
昨日の作る側に回ったのは、開業3周年を迎えた那須にあるとてもおいしいマクロビオティックのイタリアン料理のレストラン「Café Cuore Del Sol」さんです。
さて、どんな料理が披露されるのか、とても楽しみで出かけました。(^^♬♪♬~♫!
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お店に入ると、料理のとても良い香りがして、テーブルにはこんなカードが・・・・。
とても気配りの良さがわかりますね。
手前の丸めてあるものは、料理を紹介したメニューです。
さっそく広げてみてみると・・・・。
わぉ~~、こんなに出てくるの!!!・・・・
もうテンションが上がります。
カウンターには自家製の天然酵母のパンが並んでいます。
カンパーニュなんて、はち切れそうに膨らんでいるではありませんか!!。
もちろん素材はすべてオーガニック&自然農法のものですからね、とても安心です。
さっそく支配人が目を付けました。
こらこら、独り占めはいけませんよ!!!。(笑)
では始まり始まり!!。
まず最初はメニュー表の上から3つまでが盛られたプレートです。
まるでモンブランに見えちゃうのが、古代小麦低温乾燥パスタのケッパー風味。上はパプリカのペーストです。
手前の黄色い色と白っぽい塊は、ヴィーガンチーズ。
四角い方はスモークしてあります。
とてもチーズっぽくておいしいです。
右の花は次の写真を見てね。
めちゃくちゃ綺麗な蒸し野菜で作ったお花。
根っこの部分は生姜の甘酢漬けです。
すごい手が込んでいますね。
これ、一つ一つ手で彫刻するがごとくに刻んで作ったそうです。
これは奥様の担当ですって!!。
素晴らしい!!!。
2皿目は、メニュー表の上から4番目~6番目までのプレートです。
手前左は「ひよこ豆テンペのカルピオーネ」。
これはいわばイタリアン「南蛮漬け」で、このお店の定番レシピですが、この日はテンペを使っていました。
そして右は「鶏肉のレモンマリネ」とメニュー表には書いてありますが、鶏肉ではなく、もどきで大豆ミートで出来ています。
でもこれ、黙っていたら騙されそうです。(笑)
奥のは次の写真を見てね。
奥に写っていたものは、米粉パンの上にベジツナサラダが乗って、人参のマリネがトッピングです。
この米粉パン、実はタンボ・ロッジで開発した、「こめっ粉40」を使った100%米粉のパン。
この様に使ってくれて、うれしいです。
ここで米粉のニョッキです。
赤い色はビーツを使っているから。
小麦使わなくても、しこしこしてとてもニョッキらしくできています。
ソースもクリーミーでおいしい!!
ニョッキ、あと2~3玉あるともっと良いけどなぁ~~と思ったけれど、次があるので我慢です。(笑)
前菜の部が終わり、サラダ&スープの部です。
ビーツとひじきのマリネが下に敷かれた、おいしそうなサラダ!!
上には食べられる花のエディブルフラワーが乗って、ひときはきれいです。
ドレッシングは2種類、人参ドレッシングと豆乳のマヨネーズで、色々な味を楽しめるサラダです。
スープはこちら、「牛蒡のスープ」です。
オレンジ色の真ん中辺にあるものは、人参のピューレ、芸が細かいです。
ここで第1のメインディッシュの時間です。
ほうれん草のソースのパスタは、カッペリ小麦という、イタリアの古代小麦の低温乾燥パスタが使われています。今回のコース料理には、食の安全にとことんこだわるメンバーでもある「朝倉さん」がイタリアから輸入したものが使われていて、とてもおいしく調理されています。
先程支配人が目を付けていた「自家製天然酵母のパン」が切り分けられて出てきました。
やはりパンがあると良いですね。
だってお皿にこびり付いたおいしいソースをすくい取って余すところなく食べられますからね。
第2のメインディッシュへ移る前に、お口休めです。
これはなんと!!小松菜とキウイフルーツとリンゴジュースとオレンジジュースとパセリのジュースですって。
へぇ~~、小松菜入っているのね。
でも全然違和感なく、相性が良くすらあります。
最後のメインディッシュはこんなに美しい!!。
アサクラアイテムのイタリアの古代小麦「ファッロ」のクレープに、自然農法のレンズ豆と大豆蛋白の挽肉タイプを使った具をのせて、周りは花や蒸し野菜の彫刻で飾られています。
ここまで来ると、ミシュランガイドの星付きレストラン並みですよ。
味もとてもおいしいし、見た目も最高だしね。
コース最後を飾るスイーツは、タンボ・ロッジ開発の「こめっ粉40」を使った、ベーキングパウダー不使用の米粉のスポンジを使った、6層にもなるショートケーキです。
下から、ヨモギ入りスポンジ、豆腐のクリーム、ヨモギ入りスポンジ、小豆クリーム、プレーンのスポンジ、そしてトップが豆腐クリームとドライフルーツと苺の飾りです。
素晴らしい!!、こんなすごいショートケーキとは恐れ入りました。
そしてめちゃくちゃおいしいです。
最後にお好みのドリンク(コーヒーや紅茶、ハーブティーなど)とお茶うけです。
お茶うけまであるなんて、本当にミシュランの星付きレストラン並みです。
しかもヴィーガン仕様ですからね。
こんな素晴らしいコース、他では食べたことないですよ、私。
シェフの滝口さん、そして奥様、本当にお疲れさまでした。
そしてご馳走様でした。
この日は本当に楽しい会でした。
次の担当は、黒磯の駅の近くの「おいしい薬膳料理のお店 白牡丹」さんが担当です。
次も楽しみ!!。(^^♬♪♬~♫!