2025-12-21

タンボ・ロッジ開業30周年記念パーティー(part2)

2025年12月20日に開業30周年を迎える「タンボ・ロッジ」。(創業1995年12月20日)。
随分長いこと営業してきたんだなぁ~~と感無量です。🥰
ついに「本当に30周年記念日」の12月20日(土)がやって来ました。
この日はタンボ・ロッジを長年御愛用してくださっている、宿泊数の多いお客様ばかりを集めての記念のフルコース料理を私が作って皆さまをもてなす日といたしました。

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タンボ・ロッジ開業30周年記念パーティー(part2)2名ほど遅れる方がいたので、早めにそのお二人を除いて乾杯しました。🍻
この日のために、2023年のアンデス旅行の際にペルーから持ち帰った高級赤ワインで乾杯します。皆様うれしそうですね。🥰

タンボ・ロッジ開業30周年記念パーティー(part2)たくさんのお花もいただきました。この後到着した花もあり、花盛りのタンボ・ロッジとなりました。
皆様ありがとうございます。(^_-)-☆🙇

タンボ・ロッジ開業30周年記念パーティー(part2)皆様が集まったので、コース料理が始まります。
今回のコース料理は、「郷土料理で巡るペルーの旅」と題して、私たちが色々と食べてきたペルーの郷土料理をヴィーガン仕様にアレンジしたものをお出ししました。
写真の撮り忘れが色々とあったので、写真を撮ったその一部を紹介することにいたします。

こちらはペルー中央アンデス山岳地帯の標高3600mにある鉱山の町「Huancaverica(ワンカベリカ)」の郷土料理で、「Kuchi kanca(クチカンカ)」という、凍結乾燥ジャガイモの白チューニョを使った料理です。
白チューニョのミルク煮込みの上に、「プルドポーク」を乗せたものですが、プルドポークはベジ仕様で、「ジャックフルーツ」から作りました。✊

タンボ・ロッジ開業30周年記念パーティー(part2)二つ目は、インカの時代に首都だった町「Cusco(クスコ)」の郷土料理で、「Chiriuchu(チリウチュ)」という名前の料理です。
ペルーの海岸で採れる「Cochayuyo(コチャユーヨ)」やトビウオの卵の塩漬け、トウモロコシ粉の揚げパン、カッテージチーズ、ペルー産はじけないポップコーンの「Maiz cancha(マイス・カンッチャ)」やもちトウモロコシなどが入った冷たい料理で、まるでおせち料理といった風情です。
それをすべてヴィーガン仕様で作ってみました。

タンボ・ロッジ開業30周年記念パーティー(part2)何品かあった後(写真撮り忘れ😝)第1のメインディッシュがこちらです。
これはペルー最南部、チリとの国境に近い海岸の傍の町「Tacna(タクナ)」の郷土料理の「Picante a la Tacneñya(ピカンテ・ア・ラ・タクネーニャ)です。
タクナは内陸部との交易がかつて盛んで、色々な種類の唐辛子が集まって来たそうです。
その何種類かのそんなに辛くない唐辛子をブレンドして、こんなカレーみたいな料理が出来上がったそうです。
そして煮込む具材は動物の内臓ばかり。
それをヴィーガン仕様でアレンジしました。
内臓の食感と似せるために、いろいろな工夫をして、3種類の「もどき」を入れてみました。

タンボ・ロッジ開業30周年記念パーティー(part2)さて、食事系の最後の第2のメインディッシュがこちら、なんだかちまき風の食べ物です。
これはアマゾンの行事食で食べる、「Juane(ファーネ)」と呼ばれるご飯ものです。
本来は「バナナの葉」で包むのですが、日本ではそれは手に入らないので、「ちまき」の様に「竹の皮」で包んで作りました。

タンボ・ロッジ開業30周年記念パーティー(part2)そしてスイーツの部です。
これはペルー北部の都市の「Chiclayo(チクラーヨ)」の名物駄菓子の「King kong(キンコン)です。
その昔、ペルーでアメリカ映画の「King kong」がヒットしたときに、それまで小さかったこのお菓子を大きいサイズで作り始めたお店がありました。
それが人気を博し、お菓子屋さん同士で競って大きくしたことが映画のヒットと重なり、大きい=キン・コンという名で認識されるようになったそうです。
キャラメルクリームを使い、現地では甘めのスイーツを、米粉仕様で作りました。

タンボ・ロッジ開業30周年記念パーティー(part2)食事が終わり、ドリンクタイムの前に、一口お茶菓子タイムです。
小さい引き出しに色々と入っていますが、それぞれ入っているものの数が違い、また何も入っていない「ハズレ」もあるので、これがまたゲームの様に面白いです。

タンボ・ロッジ開業30周年記念パーティー(part2)そしてビンゴゲーム。
タンボ・ロッジのビンゴゲームは、一番最初にビンゴになった人の商品が誰も欲しがらないものなんです。🤣
そして2番目が一番良くて・・・というここからが普通のビンゴになるのです。
だからね、皆早くビンゴ来いなんて思わないのが面白い。🤣
いちばんのビンゴは、毎月の様にタンボ・ロッジに宿泊されているMさんに当たりました。おめでとうございます。🤪
商品は、2023年のペルー旅行の際に行った温泉で、温度がめちゃくちゃ高い(46℃くらい)浴槽に我慢して顔を真っ赤にしてはいるわたくしの写真です。🤪😝😱🤣😅・・・これ、欲しがる人いないよねぇ(笑)
Mさんはみんなに感謝されていました。🤪

タンボ・ロッジ開業30周年記念パーティー(part2)超貴重な「タンボ・ロッジ開業当初のタオル」が当たったのは、オリーブオイルの朝倉さん。
これ、タンボ・ロッジ開業当初の30年前に、記念に作ったお客様に配ったタオルなんです。
それがね、もうないと思っていたら、たまたま見つかった最後の1枚なんです。なんだかうれしそうな顔の朝倉さん。🤗

タンボ・ロッジ開業30周年記念パーティー(part2)もう皆様お腹いっぱいなんだけど、ここでいんこさん手作りの天然酵母の高加水フォカッチャが登場。
青海苔で「30」と書かれていますね。
それを切り分けて少しずつみんなでいただきました。とてもおいしかったです。🤗

タンボ・ロッジ開業30周年記念パーティー(part2)穏やかに晴れた翌朝、食べきれなかったケーキが登場です。
これは黒磯の薬膳料理のお店の「白牡丹」のシェフのひかりさんが作った美しいローケーキです。
素晴らしい作画力ですね。🥰
ペルーの国旗に30と書かれていて、アンデスらしいアルパカちゃんやサボテンが描かれています。
そしてスペイン語で「Felicidades(フェリシダーデス)」(おめでとう)と書かれているのが憎いです。
食べちゃうのもったいないなぁ~~~。・・・と言いながら、切り分けて皆でいただきました。🤗

タンボ・ロッジ開業30周年記念パーティー(part2)切り分けた後のケーキです。ブルーベリー味のおいしい「ローケーキ」ですよ~~~。
ひかりさん、ありがとうございます。

これにてタンボ・ロッジ30周年記念行事が終了しました。参加してくださった皆様、本当にありがとうございます。
そしてお花やお祝いをくださった皆様、本当にありがとうございます。
そして今まで30年もの長きにわたってタンボ・ロッジを支えてくださった皆様、無茶苦茶ありがとうございます。
タンボ・ロッジはまだまだ続いていきます。この先も皆さまどうぞよろしくお願いいたします。(^_-)-☆🥰🙇

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