体調不良での国境越え(Perú⇒Ecuador)
2016年11月15日(火)はひなびた温泉♨♨で旅の疲れを振っ飛ばしたはずの私。
しかし、その後無理な旅の行程や温泉の水質が祟って、温泉からピウラの町に戻ったときには、めちゃくちゃ体調を崩し、超すごい下痢に襲われてしまいました。
過去3回下痢や高山病で苦しんだ「Huaraz」は、4回目の今回にして初めて無事に乗り切れたのにねぇ。
ワラスのつけが今頃回ってきた感じです。
だからね、夜はおとなしくして、食事抜きです。というか、食欲もなかったしね。
そして、脱水症状にならないように、ペルー版ポカリスウェットを薬局で買ってきて、それのみを飲んでいました。(おいしくなかったかったです)😭
しかし翌日は国境を陸路で越えて、ペルーから赤道が通る国「エクアドル」へと行くつもりです。
夕食も食べに行かずに、夜は宿ですっかりおとなしくしていた私。
翌朝のエクアドル行きの国際バスは、午後1時の出発なので、宿でそれまで休んでいることにしました。
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翌日の2016年11月16日(水)は、いよいよ陸路でエクアドルへと国境を超える日です。
エクアドルは私たちにとって、なんと!!、23年ぶりです。
そんなに経つと、きっと昔の面影ないんだろうなぁ~~。(笑)
バスは「Loja internacional」というバス会社がエクアドルのアンデスの町、「Loja(ロハ)」(標高2060m)という町まで一日2本運行しています。
看板には9:30 13:00 21:00と3回あるように書いてありますが、今はオフシーズンらしく、9:30がないので、私たちは明るいうちに国境を越えたいと思い、13:00発のバスに乗ることにしました。
朝は支配人とYさんで、私が事前に調べておいたピウラのベジ・レストランへ食べに行きました。
私は全く何も食べられないので、おとなしく宿で寝ていましたよ~~。
とてもおいしかったそうです。悔しい~~~!!!がるるるる~~😭(笑)
さて、私の不調とは裏腹に、バスは定刻にエクアドルへ向けて出発しました。バスはトイレ付きです。「下痢」のひどい私には、救いの神様の様でした。
ペルーとエクアドルの国境に着きました。まずはペルー側のイミグレーションで出国の手続きをします。
私たちの乗っているバスが写真中央のバスです。
無事出国のスタンプをパスポートに押してもらい、エクアドル側のイミグレーションへと向かいます。
エクアドル側へは、バスで行ってくれるのではなく、歩いて行かないといけないそうです。
荷物が軽いのは、大きい荷物はバスに預けてあるから。でも下痢で体調不良の私はこれでも結構しんどいです。
この橋を渡るとエクアドルです。このあたりの国境は、川になっていました。
この立派な橋は、なんと!!日本の援助で作られたものだそうです。だからこんな田舎にやけに立派な橋が架かっていたんですね。
でもこの橋により、ペルーとエクアドルの行き来が増えているそうです。
もう一つに海岸線沿いの国境は、近頃めっぽう治安が悪化してしまっているそうです。
23年前は海岸沿いの国境を通ったんですけどね、私たち。今回は当然安全な方の国境を選びました。
ペルーとエクアドルの国境の川です。なんていうことのない普通の川ですよ~~。
川は簡単に渡れそう!!。(密入国になってしまいますが)
地元の人は身分証明書だけで行き来できるので、あえて川を渡ったりしないみたいですけれど。
エクアドル側で入国のスタンプを押してもらう私。後姿だけど、元気なさそう(笑)。まあしょうがないですね、我慢のしどころです。😭
私たち3人は無事エクアドルへ入国しました。小麦畑を通り、バスは「Loja」の町を目指します。
そして次第に高度を上げて行き山岳道路となりました。ここで私の左耳に異変が!!。
耳が詰まって、標高上がるけれど耳の中の空気が抜けません。これ、抜けないと、かなりの頭痛になるんです。
飛行機に乗ったりすると、急激な気圧の変化で耳が痛くなることがあるでしょ。
しかし、あくびをしたりするとそれが抜けて、平気になりますよね。
それが抜けないのです。
峠を上がれば上がるほど、私は頭痛が激しくなるんですよ~~。
うひゃ~~、頭痛と下痢の2重苦です。誰か、助けて~~。🤢😭😱
標高3000m級の峠ではかなりの頭痛が襲ってきます。しかし、眼下に「Loja」(標高2060m)の町が見えてきました。
ここから下ると思うと少しホッとします~~でも、早く「ロハ」の町に着いてね~~、お願い。
体調不良につき、写真もぶれてしまいました。 😱