まだまだ続く広大なメセタの大地を行く
2012年11月18日(日)、「Hontanas」から10Km歩いた「Castorojeriz(カストロへリス)」の町で、久しぶりにご飯もののランチをいただいて感激した私たち。
ランチの後、町を出ると、そこはまた目の前に「メセタの台地」が広がります。とにかく単調な道だけど、約11㎞先の「Itero de la vega(イテーロ・デ・ラ・ベガ)」まで一生懸命に歩きました。
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「Castorojeriz(カストロへリス)」の町を出ると、すぐ目の前に丘が立ちはだかります。💦
あそこを登らなければいけないんだな・・・・迂回路ないのかなぁ~~。🤪。と思ってしまうわたくしです。
でも現実は厳しい!!。登らなくてはいけないんですよ~~。💦
うわ~~、すごく良い眺め!!。❣💥。
昨日真っ暗になりながら、苦労して歩いた、Hontanas(オンターナス)までの台地が向かい側によく見えました。
それにしても広大な小麦畑以外に何もない風景です。
風力発電の風車が乱立しています。すごい量ですね。😱 日本なら、名所になりそう・・・・(笑)
息を切らしながら、せっせと登る支配人。💨
背後には、今まで歩いてきた道が良く見えます。そして、カストロへリスの町も、もうあんな眼下に・・・・
広大な小麦畑の海の中に、まるで島の様に浮かび上がる「Castorojeriz(カストロへリス)」の町の眺めです。
丘を登り切り、下りが見える峠にやっと到着です。峠には強風が吹いていました。🌬寒い~~~!!🥶🥶。
そして、この風景!!。いったい私たちはどこへ行くのだろうか・・・・・町が見えないほど遠くにあります。
絶望感が私を襲います。でもこんな風景をたくさん見てきた今回の巡礼の旅ですからね、そろそろ慣れてきた感がありますよ~~。😜。
丘を下り、平らな場所に出ました。 とにかく歩く、歩く・・・・👣👣。今はそれしかありません。💦
11Kmの道のりって、こうして歩いてみると、長く感じますよ~~。
だいぶ疲れたころ、農業倉庫らしき建物が見えました。こんな建物でもホッとしてしまいます。!(笑)
しばらくすると、「Pisuerga」という川を渡ります。石造りの風情ある橋。橋の上を渡る小さな人影は、タンボ・ロッジの支配人です。
川は「ブルゴス県」と「パレンシア県」の県境。(Palenciaです。バレンシアオレンジの産地とは異なりますよ。)
橋を渡れば「パレンシア県」へと入ります。
しばらく川沿いを歩くと、そこは今日の目的地「Itero de la vega(イテーロ・デ・ラ・ベガ)」の小さな町です。
町に入ると、すぐに「Albergue(アルベルゲ)」(巡礼者用宿泊施設)が見つかりました。
もうすでに巡礼者がたむろしていて、皆せっせと洗濯をしています。
お~~、Hontanasから歩いてきた皆が居るではありませんか・・・・
さすがに前の日がきつかったので、ここに泊まることにしたみたいです。
もう会えないかと思っていたのに、別れがもう1日延びました。
うれしいです。ヽ(^o^)丿