巡礼6日目(Estella ⇒ Los arcos)22㎞ 精神的にきつい日
2012年11月9日(金)曇り☁。「Estella」~「Los arcos」までの22Kmを歩きます。
この日は一番精神的にきつい日でした。と言うのは、巡礼路があまりにも広大な大地を通り、町が途中にあまりないからです。
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「エステージャ」の町を出発し、3Km程歩いたところに、「ワインの泉」と言うところがあります。
そこは「Irache(イラーチェ)」という名前の地元のワイン醸造所がある所。
その醸造所が何と太っ腹に❣💥、巡礼者のために、蛇口をひねるとワインが「泉」のように出てくるというところを作ってくれているんです。❣💥。
その蛇口は、醸造所のタンクと直結していて、枯れることがないとも言われています。♪♩🎵(^^♪~~♪!!
ほよよよ~~~。すごい太っ腹❣💥。
酒飲みにはたまらない場所ですね。🍷
さっそく、支配人がコップにワインを注ぎます。😊。
だけどね、あまり飲んじゃうと、今日は歩けなくなってしまいますよ~~。😅💦。
「わかっているってば~~」だって・・・・酒に弱い私は、味見程度・・・・😢。
おいしいんだもの、何しろタンク直だからねぇ。お酒に強かったらな~~と、酒豪をうらやましく思ったひと時でした。
だって、いつもは「酒豪なんて、たくさん税金を払っているし、高級な酒なんて、あまり飲めないじゃん、酒代かかるしねぇ。」なんて、ちょっと優越感に浸っているのですが、この時は違いました。😢😢
ただし、注意書きが・・・・・・❣💥。(この注意書き、スペイン語のみなので、それが読めない巡礼者は持っていくみたいですよ~~。)
「汲んで持って行く人は、中の売店で買うように」・・・・(=^・^=)そりゃそうだ!!。
ワインの泉で、弱いながらも少しいただいた私たちは、その後、まじめに巡礼を続けます。☚本当です。(笑)
「Estella」から10Km程歩いた「Villamayor de Monjardin」(ビジャマヨール・デ・モンハルディン)という、この日の中間地点の町に、営業しているBARを発見!!。✨💡
時間はまだ11時半くらいでしたが、ここで食べておかないと、この日はお昼抜きになってしまいます。
だってこの先、地図によると、目的の「Los arcos(ロス・アルコス)」まで、町が全くない、葡萄と麦の畑だけの中を歩かなければいけないんですから。😲。
で、さっそく、BARに入り、「何か食べるものはないですか?。」と聞きました。
「ミックスサラダならできるよ、それとそこにあるスペイン風オムレツとパンくらいかな~~。」
そっ、それ2人分くださいっ!!とすぐに注文!!。❣💥。
ミックスサラダは、例によって、レタスとトマトとアスパラと、ツナの組み合わせです。
でも、野菜不足にならないために、この巡礼中はさんざん食べましたが・・・・
スペイン風オムレツは、薄く切ってフライパンで炒めたじゃが芋が、層になるように重ね、卵でとじて焼いてあるんです。
これもほかに選択肢のない時の、一押しの食べ物です。
かなりのボリュームで、満足できますよ。
しかしここのお店のは、かなりの厚さ!!。このスペイン風オムレツ、タンボ・ロッジで卵を使わないヴィーガン仕様で作る場合の参考にしています。
もちろんその他に、パンもいただきました。
さて、お腹も満たされ、あと約13Km、何にもない広大な大地へと、出発します。本当に、広いな~~。❣💥。
ちょうど支配人の右横にある小さな巡礼路を示す標識だけが頼りです。
少し起伏があるので、町は全然見えません。
道の一番先、あの丘までいけば、きっと町が見えるよ・・・・と励ましつつ、丘を登ると・・・・
ああ~~~!!何も見えないっ!!広大な小麦畑が続く景色が広がるのみ・・・・
こんなことを3回も4回も繰り返します。13Kmって、こんなに遠かったっけ!!。❣💥。
一生懸命歩いても歩いても、なかなか遠くに見える丘は近づいてきません。😢。
まるでなんか、道がゴムでできていて、歩くと「びわ~~ん」と伸びているんじゃないかとすら思えてきます。
なんだかもうこうなると、意識朦朧と歩いている感じです。
いったい私はどこまで行けば良いの~~。助けてぇ~~~🥶。
しかし、しかし、あの丘に登れば~~~・・・・とフラフラと歩いていると、
きょ、教会の塔が見える~~。⛪
町はあそこだ~~~万歳!万歳!!\(^o^)/。
ロス・アルコスの「Albergue(アルベルゲ)」(巡礼者用宿泊施設)で、薪ストーブの前でくつろぐ支配人。
薪ストーブが暖かいで~すぅ。🔥そして癒されます。
あ~~~、疲れたな~~~。参りました。🥶。
今日は一番の疲労感です。
人里って、本当にありがたい~~。(⋈◍>◡<◍)。✧♡°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°✨