巡礼29日目(Santiago de compostela ⇒ Fisterra)約86㎞ 地の果て「Fisterra」へ
2012年12月2日(日)、晴れ☀。この日は巡礼路の終点である、大西洋を望むスペイン最西端の岬「Fisterra(フィステーラ)」へ、バス🚍で向かいました。
この岬は、ヨーロッパが中世の、まだ「天動説」が主流だった時代には、「地の果て」と思われていた場所で、巡礼者はその地の果てまで行き、そこで今まで着ていた服を焼いて身を清め、過去の自分と決別したと言われています。
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「Fisterra(フィステーラ)」へは「Santiago de compostela」から距離で約86Km、歩くと4日の距離ですが、支配人の足はまだまだ回復途上にあり、とても歩けないので、私たちはバス🚍で行くことにしました。
「Santiago de compostela」のバスターミナルからバスは出発します。
いよいよ巡礼の終点地点、「Fisterra(フィステーラ)」へと向かうバスがやって来ました。さっそく乗り込みましょう。
一番前の席に陣取り、眺めを楽しみながら、うれしそうな支配人。バス🚌に乗ってしまえば、足の痛いことを忘れてご満悦です。(笑)
でも一時も「ストック」は手放せないです。
ついに「大西洋」が見えてきました。海を見たのは、本当に久しぶりです。磯の香りがすがすがしい。
私たちのバスは、Santiago de compostela発10:00、Fisterra着13:00です。終点のFisterraは美しい港町でした。
宿を決め、時間はちょうどランチタイム!!。さっそく、海辺のレストランへと向かいました。
今日のランチは私たちにとって、巡礼者としての最後のランチになるんです。
その記念すべきランチは、「Menú peregrino(メヌー・ペレグリーノ)」(巡礼者メニュー)のある、海辺にお面した眺めの良いレストランでいただくことにしました。
前菜はこれです。
「Chipirones en su tinta(チピローネス・エン・ス・ティンタ」(ホタルイカのイカスミご飯)
まるでメインディッシュのようですね。
さすがに港町、海鮮料理が色々とあります。
「León」の町で歩きでの巡礼をやめてからは、すべてベジタリアンで通してきたけれど、この日は久しぶりに魚料理です。
しかし、白ご飯が食べられて、とてもうれしいです。♪♩🎵(^^♪~~♪!!
もう一つの前菜は、例によって「ミックスサラダ」。この2つの前菜を、2人で半分ずつ食べました。
メインディッシュは、巡礼中にさんざん食べた「メルルーサ」。しかも「特大」❣💥。
なんだか巡礼の最後を飾るにふさわしい感じですよ。