おとぎの宿「米屋」(夕食編)
2021年1月14日(木)から15日(金)にかけては、私たちのご褒美の日。
年末年始は休まずに働いたもんね。(笑)
ということで、しばらく前に予約してあった、福島県の鏡石にある おとぎの宿「米屋」へのミニ旅行をしました。
タンボ・ロッジから車で僅か3時間くらいで着けるところです。
この宿は、日本には3軒しかない「ビオホテル」に認定されています。
ビオホテルということは、食材はもちろんオーガニックのもの、ほかの石鹸やシャンプーまでもがオーガニック、そして温泉が特徴で、源泉かけ流しのお風呂が、大浴場男女別の2か所のほかに、各個室にも同じ原潜のかけ流しの半露天風呂が備えてあって、24時間いつでも部屋のお風呂には入れるんですよ~~。
そして館内の暖房は、なんと!!余っている源泉を使い、灯油は使わずに温かさが保たれているんです。
これ、すごいです。
ということで、早めにチェックインをして、チェックアウトぎりぎりまでくつろいでしまいました。
実はこの宿のスタッフをされている方が、時々タンボ・ロッジに泊まりに来られているので、宿のことを根掘り葉掘り聞いていたので、安心して出かけたんです。
夕食は、肉や魚を使う普通食のほかに、ヴィーガン仕様の懐石料理のコースが選べます。
めちゃくちゃ楽しみ!!。♪♬🎵♩(^^♪~~(^^♪!!
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大浴場の温泉に入ったり、内風呂の温泉に入ったりして迎えた楽しみな夕食の時間がやってまいりました。
こちらがヴィーガン対応の懐石料理のお品書きです。
最初は先付けの「豆乳蒸し」です。
卵を使っていないのですが、なんだか卵感があります。中にも「ス」が入ったような泡が入っていて、かなりリアルです。
食前酒だけでは足りないので、自然の酵母で発酵させた、岩手県産のビールも頼みました。これ、結構おいしい!!。
「睦月の前菜」です。
睦月・・・ということは、毎月メニューが変わるということですね。
この時期ならではの旬な野菜たちの前菜は、小さいけれど芸が細かくて、手の込んだ料理ということがわかります。
左側下から右へ、「百合根」、「ブロッコリーのごぼうソースかけ」、「里芋、人参、しめじ」、「葱と味噌」
上の段左から「ラディッシュ」、「牛蒡とサツマイモ」(ゴボウは芯が抜いてあります)、「蕪の花仕立て」(甘酸っぱいマリネ)、「カリフラワーと赤大根」となっています。
それぞれに味がついていて、繊細な料理です。
ラディッシュは中になんと!!ドレッシングが入っているそうです。そういえば「蓋」になっていますね。
ラディッシュの蓋を取ると、おいしいドレッシングが・・・・繊細な料理にびっくりです。
汁物は、「ファイトケミカルスープ」、野菜だけの出汁のスープです。でもすごく優しい味でおいしい。
お造りは、もちろんヴィーガン仕様。刺身湯葉と山芋と刺身こんにゃくです。
わさびの横にある小さい花をつけたものは、「赤紫蘇の花」!!。もちろん食べられます。シソの香りがしておいしい!!。
ご飯は「十六穀米」ですが、土鍋でじんわりとその場で炊いてくれています。
約20分くらいで炊けるので、間合いを見計らって下部の燃料に火が灯されました。
「蕪の蕎麦の実餡かけ」です。写真だと柔らかく煮込まれた「蕪」が見えませんね。(笑)
出汁の味が濃厚で、とても良い味の仕上がりになっています。
揚げ物は、「胡麻豆腐の揚げ出し」です。天婦羅もついていますよ~~。
このおつゆもすごくおいしい出汁がついていて、極上の味付けです。
主菜は鍋物です。じっくりと煮込まれている鍋物。とても良い香りが漂います。
鍋物は取り分けていただきました。これで半分くらい。もう一回おかわりがあるんですよ。
私は猫舌だから、食べるの遅いですからね、これ。(笑)
じっくりと味わっていただきました。
ご飯ものは先ほどの窯で炊かれていた「十六穀米」、おこげも入って香ばしい!!。
白菜の漬物とみそ汁とともにいただきます。
おいしいのでおかわりしちゃいました。(笑)
最後のデザートです。
「わらび餅」と手前右にある「花豆」、果物系が今旬の「苺」と「干し柿」です。
花豆の左にあるのは、「わらび餅のシロップ」です。
和食&ヴィーガン料理だけに、油の使い方が少なく、めちゃくちゃヘルシーです。
お腹いっぱいになったところで、部屋でゴロゴロとくつろぎましょうね。( ^)o(^ )
寝る前にもう一度半露天の部屋付きの温泉♨♨に入らなくっちゃね。体がふやけちゃいそうです。(笑)