2008-11-28

のんびり過ごした「Isla Amantani(イスラ・アマンターニ)」(2)

2008年11月28日(金)は、チチカカ湖の中にある「Isla Amantani(イスラ・アマンターニ)」(アマンターニ島)でのんびりと過ごしました。
午前中は民宿でまるで猫のようにごろごろ。😸😸😺🐈(=^・^=)(笑)

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のんびり過ごした「Isla Amantani(イスラ・アマンターニ)」(2)さて、お昼ごはんに時間となりました。
じゃ~~ん!スープです。
これ、どこかで見覚えはありませんか?
実は昨日の夜の「チャイリート」がそのまま出てきました。こりゃあ宿のお母さん、手抜きですってば。💥
何とはなしに「具」が前の日より少ない感じです。(笑)
そうそう、このチャイリートの中身はというと、黒チューニョ、玉ねぎ、人参、じゃが芋、それにバジル。
実にシンプルですが、かなり温まるスープです。
蝋燭の光で食べた前日と違って、お昼に出てきたおかげで、中身がはっきりと見えてかえってよかったかもしれませんねぇ。

のんびり過ごした「Isla Amantani(イスラ・アマンターニ)」(2)メインディッシュはこちらです。
さすがに昨日の夕食とは違っていました。
今度はトマトとフライドポテト、玉ねぎ、それに香辛料のアニスを入れ、卵をほんの少し入れてよく炒めた物にご飯が付いていました。
これもシンプルな食事だけれど、島ではご馳走なんじゃないかと思います。
だって、卵は自分の家で放し飼いにしている鶏の卵なんですもの。

のんびり過ごした「Isla Amantani(イスラ・アマンターニ)」(2)さて、お腹もこなれたころに、島の中を散策に出かけました。この日は前日とは違った地域に出かけてみました。
静かな石畳の集落の中を歩きます。

のんびり過ごした「Isla Amantani(イスラ・アマンターニ)」(2)この島の民族衣装を着た女性とすれ違います。
この島は、人口が約4000人ほどらしいですが、あまり人と遭遇しないです。なぜでしょうかねぇ。

のんびり過ごした「Isla Amantani(イスラ・アマンターニ)」(2)シンプルな商店発見!!。日用品とともに、この島ではぜいたく品の「コーラ」や「ビール」なども置いてありました。
もちろん電気がない島なので、清涼飲料系は冷えていませんが・・・。
常温のビールなんて、なんだか飲みたくないですねぇ。🍺(笑)

のんびり過ごした「Isla Amantani(イスラ・アマンターニ)」(2)島の小学校です。校舎は結構立派!!。

のんびり過ごした「Isla Amantani(イスラ・アマンターニ)」(2)港⚓方面に降りてきました。

のんびり過ごした「Isla Amantani(イスラ・アマンターニ)」(2)チチカカ湖の湖畔に下りてみました。
この島は、湖の中にあるのですが、雨が少なく、水があまりありません。だから、洗面や洗濯は、湖に下りていかなければいけないんです。
顔を洗って歯を磨く支配人さん。

のんびり過ごした「Isla Amantani(イスラ・アマンターニ)」(2)漁師の小さい船が、漁をしていました。何が獲れるんでしょうか??。

のんびり過ごした「Isla Amantani(イスラ・アマンターニ)」(2)標高4000mなので、☀夏とはいってもかなり肌寒い日なんですが、なんと泳いでいる子供たちが・・・・💥!!。
でも、お風呂代わりに泳ぎに来るそうな・・・
水って、大事なんですね。
水道をひねればすぐに水が出て来る生活に慣れてしまうと、こういうことにも感謝する気持ちが薄らいでしまいます。
日本に帰っても、毎日使う水に感謝しなければいけないと、つくづく思いました。

のんびり過ごした「Isla Amantani(イスラ・アマンターニ)」(2)じゃが芋の花が咲いていました。とても綺麗です。°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°✨。
色々な色の花があるでしょ。何故かというと、一つの畑に、何種類ものじゃが芋を植えるそうなんです。
そうすればもし、ある品種に「病気」が発生しても、他のものには蔓延しないで済むんです。
ですからアンデスでは、一つの地域に50数種類くらいのじゃが芋があるそうで、だからじゃが芋のレシピがいっぱいあるんです。
こういう知恵があるおかげで、長い歴史の中で、アンデスでは餓死する人が出た飢饉が無いということでした。
品種の多様性って、本当に大事なんですね。
(日本では、江戸時代にたびたび飢饉があり、相当数の餓死者を出しています)

のんびり過ごした「Isla Amantani(イスラ・アマンターニ)」(2)じゃが芋の花と「実」です。まるでミニトマトみたいですね。だって両方同じ「茄子科」の植物ですもの。
こうして実がついて、種ができないと品種の交配ができませんから。

のんびり過ごした「Isla Amantani(イスラ・アマンターニ)」(2)シンプルな商店再び発見!!。上の「Arequipeña」というビールの看板がなければ気が付かないほどです。

のんびり過ごした「Isla Amantani(イスラ・アマンターニ)」(2)ペルーの国の花、「Cantuta(カントゥータ)」が咲いていました。
伝説にも登場する、南アメリカ原産の美しい花。鮮やかな赤い色をしていて、アンデスのあちこちで見かけることが出来ます。
青い空に赤い花、とてもきれいで癒される風景です。(黄色いカントゥータの花もあります)

のんびり過ごした「Isla Amantani(イスラ・アマンターニ)」(2)村の中の唯一の井戸には、子供たちが水を汲みに来ていました。
昔(1990年)に私がこの島を訪れた時には、もう少しあちこちに井戸があったように記憶しています。
近年この周辺は乾燥化が進んでいるので、その影響かもしれませんね。
現にチチカカ湖の湖面の高さは、ここ30年で1m下がったといわれています。
瀬戸内海クラスの広さの湖の1mって、かなりの量だと思います。

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