アンデスのチベット「Chiquián」へ日帰り旅行
2016年11月7日(月)は、私がかねてから行ってみたいと思っていた、まるでチベットのような風景が広がると言われている、「Huaraz」からバスで3時間くらいの場所にある「Chiquián」へ行ってみることにしました。
しかし、その「チキアン」行のバスは、1日に2本しかありません。
午前4時45分発と午後2時発。
アンデスは今時期的に「雨期」に差し掛かりつつあり、天気は午前中が良く、午後からは雲が広がり、場合によっては雨が降ったりします。
だから、山を見たいから行くのであれば、午前中でないといけませんからね。
だから、選択肢として、午前4時45分発のしか選べない・・・・。
めちゃ早起きしないといけない羽目になってしまいました。
寒いし眠いし・・・・(+o+)
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午前4時45分、まだ夜が明けていない真っ暗の中をバスはHuarazの町を出発しました。めちゃ寒いです。
しかし、次第に明けて行く夜。
朝日が射す頃に、標高3400mのアンデスの平原の向こうに、神々しくも氷河を被った山が見えてきました。
とても美しい!!。
眠気も吹っ飛んでしまいます。
朝日が標高3400mのアンデスの平原と、氷河を被った標高5603mの「Caullaraju」を照らします。
朝早いバスに乗って良かったなぁ~~。でないとこんな風景見られませんからね。
朝早いアンデスの平原、1軒農家が見えています。
そろそろリャマやアルパカの放牧が始まる時間でしょうか。バスの中からの写真だから、少しぶれちゃっていますけど・・・。
「Conococha」と言う標高4040mにある湖を通ります。朝日がまぶしくも、さわやかです。!!。
湖から標高4268mのMajón峠を越えると、ついに「Cordillera Huayhuash」(ワイワッシュ山脈)の最高峰、「Yerupajá(イエルパハ)」(標高6634m)が顔を見せてくれました。
幾重にも重なる山並みの一番後ろに、神々しくも荘厳に、そしてひと際高い屏風のように、ワイワッシュ山脈の盟主が鎮座している姿は本当に感動ものです。
目的地「チキアン」の山の向かいの村、「Huasta」が、畑に囲まれて、アンデスの斜面にへばりつくように見えました。
チキアンに到着しました。
町は1時間もあればすべて見て歩くことが出来そうなくらい、こじんまりとしていました。本当に静かなアンデスの田舎町です。
でもこの町は、アンカシュ県のボログネッシー郡の郡都です。その愛称は「空の鏡」(スペイン語)です。
時間はまだ午前7時半くらいです。そろそろ町の人が出始める時間ですが、しかし閑散として見えますね。
早起きしたし、もうお腹すきまくりの私たち。
開いたばかりのレストランを見つけて、さっそく軽い朝食をいただきました。
標高はHuarazの町よりも400mくらい高い、3400mですから、まだ大食い禁止です。(笑)
そこで、ジャムサンドとカフェオレを注文。コーヒーが薄い!!。😭
でも寒かったので、暖かい飲み物に、ほっと一息です。