巡礼6日目(Rabanal de camino ⇒ El Acebo)17㎞ イラゴ峠越え
2013年11月14日(木)、この日もど快晴☀☀☀。今日は聖地までの最後の2つの峠のうちの手前の一つ、「Puerta Irago(プエルタ・イラゴ)」(イラゴ峠)を越えて歩きます。実はこの峠、長い巡礼路の最高峰に当たります。標高は1505m
あまり長いときついので、今日は距離は少し短くして、峠を下りる途中にある「El Acebo(エル・アセーボ)」という名前の集落まで、約17Kmを歩く予定です。
それにしても良い天気続きで、とても助かります。きつい峠越えなので、なおさらですよ~~。
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色々とお世話してくださった「オスピタレーロ」の人に見送られて、「ラバナル・デル・カミーノ」のアルベルゲ(巡礼者用宿泊施設)を出発します。
朝日を背に、標高1160mのラバナル・デル・カミーノから、巡礼路の最高地点でもある「Puerta Irago(イラゴ峠)」を目指します。
(実際の最高地点は標高1515m、「イラゴ峠」の少し先にありますが・・・)
約5.8Km歩くと、「Foncebadon(フォンセバドン)」と言う村があります。
此処は、巡礼を描いたブラジルの作家「パウロ・コエーリョ」の「星の巡礼」や、やはり巡礼路をたどった経験をスピリチャル的に描いた、シャーリー・マクレーンの「カミーノ」の中で登場します。
共に「野犬」に襲われたり追いかけられたり・・・・とても怖い思いをする場所なんですね。
その物語が描かれた時は、ここは「廃村」で、だれも住んでいない無人地帯だったのです。
しかし、今は巡礼者も増え、アルベルゲ(巡礼者用宿泊施設)やBARもできて、峠の途中で一息できる、憩いの土地になっています。
時間はまだ10時少し前ですが、BARが開いていたので、ついついお菓子とチャイをいただいちゃいましたよ~~。
だってねえ、まだこれから登るんだもの。カロリーの補給!!ですよ。(☚言い訳)(笑)
牛が興味しんしんで歩いている私達見ていますよ!!。🐄のんびりとくつろいじゃっていますからね、牛は・・・うしうし~~~🐄🐄
フォンセバドンからだいぶ登りました。写真左に小さく見えますよ、フォンセバドンの集落が。
「Manjarin(マンハリン)」の山小屋のような「Albergue(アルベルゲ)」(巡礼者用宿泊施設)が途中にありました。
鉄の十字架が立つラゴ峠を越えて、雲海が見えています。すごい!!。❣💥。
雲海のかなたに、翌日の目的地「Ponferrada(ポンフェラーダ)」まで、ぼんやりと見えています。
実は「鉄の十字架」は、巡礼路最高地点ではありません。
そのもう少し先に最高地点があるんですね。
「峠」と言っても、結構広く、山頂が平らなイメージですよ。
雲海、とても綺麗に見えています。峠越えが晴天に恵まれて、本当にありがたいです。🙏
この日の目的地、「El Acebo(エル・アセーボ)」がすぐ足元に見えました。
その向こう、雲海の下には翌日の目的地、人口62000人の都会の「ポンフェラーダ」が見えています。
やった~~~、☺👍やれやれ、「El Acebo」に到着です。巡礼路最高地点を越え、この町の標高は約1150m。
「Albergue(アルベルゲ)」(巡礼者用宿泊施設)に荷物をおろして、休むとしましょう。(^_-)-☆