巡礼27日目(León ⇒ Santiago de compostela)約300㎞ 鉄道の旅
2012年11月30日(金)、曇り☁。ついに私たちは歩きでの巡礼をあきらめて😢、休養のため4日間滞在した町、「León」を後にして、鉄道に乗り🚄、巡礼の目的地の聖地「Santiago de compostela」(サンティアゴ・デ・コンポステーラ)を目指しました。
距離にすると、約300Kmの鉄道の旅です。
やはり文明の利器は快適でした。(笑)
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4日間お世話になったLeónのホテルで朝食をいただきます。
支配人はトマトソースが塗ってあるトースト、私はスペイン風オムレツ。
それにその場で搾ったオレンジジュースとコーヒーが付いて、一人€3.5です。結構安い!!。❣💥。
しかし、スペイン風オムレツの上に突き刺してある「フォーク」・・・どうもスペインではこういう出し方をするんですね。
そういえば「クロワッサン」にフォークが突き刺して出て来た時もあったし・・・・
日本人には馴染めませんね。なんだか仏壇に納まっている「仏様」みたいな気がしちゃうもん🤣。(笑)
さあ、León駅に列車が入って来ました。
支配人が手に持っているのは、4日間も通ったベジタリアン・レストラン「L’unión」に、前の日に予約しておいた「お弁当」なんです。
列車は14:20発なので、レストランで食べていると間に合わないので、お持ち帰りにしていただき、13:40位に取りに行くからとお願いしておいたんです。(レストランは駅から歩いて5分くらいのところにある)
やった~~~、駅弁だあ~~~。
しかも「ベジタリアン」!!
列車は5分遅れで発車しました。さっそくお弁当をいただくことに・・・・🤤。
内容は、一度お店でも食べたもので、「本日のサラダ」と「キノコと野菜入り玄米ご飯」。
そして、焼き立ての全粒粉のパンが付いています。
では、いただきます~~~。うれしそうな支配人。そりゃあそうだ・・・・駅弁なんて、超久しぶりだし、ベジだしね。🍱。
「本日のサラダ」(Ensalada de casa)がこちらです。野菜たっぷりで、ひまわりの種とかぼちゃの種がたっぷりとかかっています。
メインディッシュの「Arroz integral con setas y verdurasアロース・インテグラル・コン・セタ・イ・ベルドゥーラス)」(キノコと野菜入り玄米ご飯)がこちらです。
全粒粉のパンもついています。ランチのセットメニューと変わらない構成に、とても満足です。
もちろんスイーツ付きです。洋梨のタルトと、アップルパイです✊。めちゃおいしくて、もうすごく満足!。🤗。
列車には長距離を走るだけあって、、BAR車両が連結されています。椅子席はなく、みな立ち席ばかりだけれど、ドリンクと軽食が食べられるんです。
景色を見るスペイン人のお姉さん。
BAR車両でくつろぐスペイン人たち。指定席は椅子席だからね、たまにはこうして立っているのも必要ですから。
景色を見ながらいただく、「Café con leche(カフェ・コン・レチェ)」(ミルクコーヒー)のおいしいこと・・・・
車窓から見る田舎の風景に、「ああ、あんなぬかるみの道もあったっけ」・・・とか、「あんな登り坂も歩いたなあ~~・・・」とか、「BARが閉まっていた町みたい・・・」とか、もう本当、万感の思いで眺め入ってしましました。
出発からおよそ5時間、300Kmの旅を終え、列車は巡礼の目的地「Santiago de compostela(サンティアゴ・デ・コンポステーラ)」駅に到着しました。
何だか最後ががあっけなかったけれど、こうやってここまで来れたことに感謝してもしきれません。😢
今までの巡礼路での出来事が、走馬灯のように思い出されました。
駅を出て、町の中心地へ向かい、ホテルを探します。
私たちは旧市街の入口に近い、ガリッシア広場に面したホテルに泊まることにしました。
長かった巡礼の旅が間もなく終わろうとしています。
ホテルはなんと贅沢に、「バスタブ付」の部屋を取りました。超久しぶりにお風呂に入れる喜び!!。🤗
でも料金は安くて、2人のツインの部屋で40€です。