2019-06-21

花咲く田代山へ登る

今日は、梅雨の合間の貴重な晴れの予報が出ている日。
そこで今花が盛りだと思われる、タンボ・ロッジからほど近い「尾瀬国立公園」の「田代山」へ登ってきました。
天気は快晴ではなく、霧がかかったり晴れたり曇ったりと、山特有の変わりやすい天気でしたが、雨には当たらず、とても気持ち良い山登りができました。
しかも花はめちゃたくさんの種類が咲いていましたよ~~。

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花咲く田代山へ登る午前9時を少し回った頃、登山開始です。
何しろタンボ・ロッジから登山口まで車でおおよそ50分くらいでいけるので、朝寝坊しても登れる貴重な山です。(笑)

花咲く田代山へ登る登り始めてすぐに、高山植物登場です。
これは、「オオバミゾホオズキ」と言う名前の可愛い黄色い小さな花です。

花咲く田代山へ登る「ラショウモンカズラ」も出迎えてくれました。

花咲く田代山へ登る木漏れ日がさす登山道の急坂を上っていきます。息が切れる登りが連続します。

花咲く田代山へ登る途中に「ゴゼンタチバナ」が咲いていました。

花咲く田代山へ登る「マイズルソウ」と言う、小さな白い花も美しいです。

花咲く田代山へ登るだいぶ登ってきました。山の木々の緑がまだ「新緑」なのに驚きましたよ~~。!!!

花咲く田代山へ登る4分の3ほど登ったあたりの「小田代」と言う湿原に近付くと、淡いピンクの可愛い「アズマシャクナゲ」が咲いていました。

花咲く田代山へ登る「小田代湿原」に差し掛かると、「イワカガミ」「タテヤマリンドウ」「ミツバオオレン」などが、競うように咲いています。

花咲く田代山へ登る「小田代湿原」に到着です。登り一辺倒のコースの中のオアシスのようです。
標識の上の山肌に、少し雪がまだ残っているのが見えました。
さて、残り4分の一を頑張って登りましょう。

花咲く田代山へ登る小田代湿原に咲く「ヒメシャクナゲ」。めちゃくちゃ小さくても、多年草で、葉は大きいシャクナゲそっくりです。

花咲く田代山へ登る小田代湿原の「タテヤマリンドウ」

花咲く田代山へ登る小田代湿原に咲く「イワカガミ」「ヒメシャクナゲ」「チングルマ」。

花咲く田代山へ登る田代山山頂の湿原に到着しました。
少し霞んではいますが、目の前に大きく「会津駒ケ岳」がかなりの残雪を抱いて見えています。
此処から先は、ご褒美のような天上の楽園のお散歩です。

花咲く田代山へ登る池塘もたくさんある田代山山頂の湿原。

花咲く田代山へ登る田代山山頂に到着しました。ガッツポーズの支配人。標高差約500mを登ってきましたからね。

花咲く田代山へ登るもう時間はお昼、お腹すいたし、ランチタイムです。
もちろん頂上でのランチはいつの様に「ベジラーメン」タンボ軟弱登山隊の鉄則ですからねぇ。(笑)
湿原の中で食べるベジラーメンは、インスタントとはいえ、格別においしいです。

花咲く田代山へ登るおいしいランチを終わり、頂上湿原のお散歩です・・・が、霧が深くなってきました。
雲の中を歩いているように感じます。

花咲く田代山へ登る「イワカガミ」「タテヤマリンドウ」「ヒメシャクナゲ」などが咲き競う湿原。

花咲く田代山へ登る「ワタスゲ」も霧の中で風に揺られています。

花咲く田代山へ登るまるで雲の中を歩いているがごとくの、天上の楽園散歩。

花咲く田代山へ登る弘法大師小屋と言う避難小屋から、帝釈山方面に少し下ると、「オサバグサ」が咲いています。
この時期に咲くオサバグサ。全国でも珍しく群落をなして咲くオサバグサが見られます。

花咲く田代山へ登る木漏れ日が当たるオサバグサの花は、とても清楚で美しい!!。

花咲く田代山へ登る小屋に戻ると、「ショウジョウバカマ」の花がたくさん咲いていました。(ちょっとアップにしすぎですね、本当はかなり小さいです)

花咲く田代山へ登る湿原をぐるっと回り、下山します。
木道の道すがら、「チングルマ」の群落がみられます。

花咲く田代山へ登るすごい密度で咲く「チングルマ」。

花咲く田代山へ登るイワカガミとチングルマの群生

花咲く田代山へ登るチングルマだらけの池塘の横を通り、下山します。

花咲く田代山へ登る登山口に戻ってくる手前で、「ラショウモンカズラ」の花が、「お帰りなさい」と声をかけてくれているようでした。

花咲く田代山へ登る下山後の楽しみな、なんといっても「温泉」♨。
いつも行っている、タンボ・ロッジから車で15分ほどの所にある、源泉かけ流しの無人温泉の「湯の花温泉弘法の湯」に入りましょうね。

花咲く田代山へ登る温泉は誰も入っていませんでした。
ちょっと熱めだけれど、ゆったりと浸かって、この日の汗を流し、筋肉痛にならないように、筋肉をほぐしておきましょう。

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