2018-11-22

アンデスの秘湯(13)Acaya温泉

2018年11月22日(木)、少し元気を取り戻した私。
そこでこの日はアンデスの秘湯「Baños termales Acaya」(アカヤ温泉)に行ってみることにしました。
行ってみると言っても、すぐそこの銭湯のような感じではなく、ローカルミニバスを乗り継いで、Huancayoの町からおおよそ2時間近くかかります。
場所はというと、ペルーの中央山岳地帯のHuancayoの町からバスで首都のリマに向かう途中の「Llocllapampa」という町の近く、「Rio Mantaro」(マンタロー川)の川辺に自然に湧き出しています。(名前がおかしいと笑ってしまうのは日本人だからでしょうね。)
かの有名なアメリカの女優の「シャーリー・マクレーン」が入ったことがある温泉で、彼女の書いたスピリチュアルな小説「アウト・オン・ア・リム」にも登場するという、山の中の超ひなびた温泉です。

画像はすべてクリックすると拡大します。

アンデスの秘湯(13)Huancayoの町のバスターミナルに向かって歩いて行きます。
この線路、廃線ではありません。
4月から10月までのシーズン中に月に一回ほど、ツーリストトレインが走ります。
実は私達は1991年に首都のLimaからここHuancayoまで、乗ったことがあるんです。(当時は毎日旅客列車が走っていました)
途中、当時鉄道世界最高所の標高約4800mの峠を越えるので、スイッチバックを繰り返しながら登っていく様は、もう最高に素晴らしかったです。
当時のペルーはゲリラのテロ活動が活発で、車両一両ごとに武装した軍の兵士が乗っていたのをよく覚えています。

アンデスの秘湯(13)乗り合いのミニバスに乗って、途中の「Jauja(ハウハ)」の町に到着しました。
Jaujaのバスターミナルは、昔の鉄道駅を使っています。
今でも駅らしい風情が残っていますね。
この鉄道の路線は今は廃止になっていますからね。
この駅も、1991年に私たちの乗った列車が通ったのを今でも覚えています。

アンデスの秘湯(13)Jaujaの町から乗り合いのミニバスを乗り継いでおおよそ30分、アンデスの秘湯「アイカ温泉」に到着しました。
温泉は細長い建物に、2つの個室があるだけです。
右の小さい建物は、入場料を払う&ミネラルウォーターやお菓子などを売っている建物です。
後ろを流れる茶色い川が「Rio Mantaro(マンタロー川)」です。

アンデスの秘湯(13)ではさっそく温泉に入りましょうね。
お~~、懐かしい、10年前と全く変わっていません。
ここは本当に時間が止まったような場所。
浴槽の下から炭酸をいっぱい含んだ温泉が湧きだしています。
湯温はおおよそ30℃位のぬるめの温泉です。
でも長く入っていると、体の冷えたところは温められ、火照っているところは冷やされ、もう本当に気持ちが良いです。

アンデスの秘湯(13)ほら、じっとしていると、こんなに炭酸の泡がまとわりついてきます。
ぬるいけれど、じっくり入ると体があったまる、不思議な温泉です。
実はこの泉質の温泉、世界で3つしかないそうですよ。
ここの他は日本とドイツだそうです。
日本は確かに同じ温泉がありました。(本当です)
九州の大分県にある「長湯温泉」の中の、「ラムネ温泉」というところです。
ドイツはどうも「バーデンバーデン温泉」らしいです。
だから、薬効を求めてたくさんのペルーのあちこちから人がやって来るそうですよ。

アンデスの秘湯(13)浴槽の下からは、よく見ると小さい泡が上がってきます。
本当に炭酸がきつくないサイダー並みに含まれていますから。

アンデスの秘湯(13)標高3500mくらいにある温泉なので、周りの気温は低いです。
お風呂もぬるいので、上がる時が気合が要ります。
しかし、体を拭いて服を着ると、もう本当に体が温まったと感じます。
あ~~、良かったべぇ~~、と気持ちよさそうな支配人。

アンデスの秘湯(13)さて、温泉の裏手を流れる「「Rio Mantaro(マンタロー川)」の畔でおやつをいただきましょう。
二日前に市場で買ったみかんと、なんと!!日本から持ち歩いている「Gohoubi」の米粉クッキーです。
Gohoubiのクッキーはもうこれで最後!!。なんだか悲しいです。(笑)
こんな秘境で食べる日本の味!!。とても懐かしく、癒される~~~。

アンデスの秘湯(13)さて、おやつも食べて、すっきりした私たちは、滞在している町Huancayoへと帰りましょう。
乗り合いのミニバスからの車窓の風景は、まさにアンデス。
氷河を被った高い山と、畑で農作業する人。
アンデスの原風景の中の短い旅です。

アンデスの秘湯(13)トウモロコシ畑で作業する農民たち。
今アンデスは春から夏に向かう季節です。
トウモロコシがすくすくと育っていました。

アンデスの秘湯(13)Jaujaのバスターミナルに戻ってきました。
本当に廃線の駅という感じですが、駅舎の中は、バス会社のチケット売り場が並んでいます。

アンデスの秘湯(13)線路もまだ残っているJaujaの駅。
まだ現役のLima~Huancayoの列車はここを通りません。
ここは枝線の終着駅だったんです。

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